準々決勝:太田
1本目
太田と戦うのはリー・ワイジー(香港)。過去の500mタイムトライアルの世界チャンピオンでもあり、オリンピックのメダリストでもあり、今シーズンのワールドカップでスプリント種目で優勝を遂げてい優勝候補の大本命。
レースは太田が先行し、リー・ワイジーが後ろからプレッシャーをかける。
1周を過ぎる時点で太田がスタンディングで止まると、リー・ワイジーも止まるが、この時に太田がフェンスに触れてしまい、レースは一旦中止し、再走することに。
再走すると車間を4~5車身の車間で先行する太田と追うリー・ワイジーとなる。残り1周でその差が2車身程度に詰まると、先行体制に入った太田を捕らえにかかるリー・ワイジーが残り半周で太田をかわして先着。まず一本目はリー・ワイジーが先取した。
2本目
今度は後ろから攻める形となった太田。
最終周回までプレッシャーをかけながら進み、位置関係が変わらないままスプリントへ。最後は外から太田が追い上げるも、およそ半車身の差でリー・ワイジーが先着。太田も準々決勝で敗退となり、ベスト8でこの種目を終えた。