トラック競技における2018年のトピックスを数字で表現した記事が、UCI公式サイトで公開された。2018-2019シーズン真っ只中。オリンピック出場枠争いの行く末を占うためにも、2018年の出来事を振り返ってみよう。
2.
スイス・UCIワールドサイクリングセンターでは、2016年以来2度目の『UCIジュニアトラック世界選手権2018』が、UCI本部のあるスイス・UCIワールドサイクリングセンターで行われ、44カ国から330名の選手が参加した。
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3.
この大会でジュニア世界記録が破られた。
男子3km個人パーシュート(Lev Gonov ロシア 3’11”143)
女子500mタイムトライアル(Lea Sophie Friedrich ドイツ 33”922)
男子1kmタイムトライアル (Thomas Cornish オーストラリア 1’00”498)
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48.007
9/13に行われたUCIアワーレコードにおいて、Vittoria Bussi(イタリア)が48.007kmで女子世界記録を更新。2年半もの間世界記録を保持していたEvelyn Stevens(アメリカ)がアグリスカリエンテ(メキシコ)での記録を27m上回っての世界記録更新であった。
6.
2018-2019シーズンのUCIトラックサイクリングワールドカップは全6戦から成る。
2018年に行われたサン・カンタン・アン・イヴリーヌ大会(フランス)、ミルトン大会(カナダ)、ベルリン大会(ドイツ)、ロンドン大会(イギリス)に続き,2019年1月にはケンブリッジ大会(ニュージーランド)、香港大会(中国)が開催される。
そして”6″という数字はマシュー・グレーツァー(オーストラリア)がチームスプリントで金メダルを獲得した2012年から、6年ぶりにスプリントで金メダルを獲得し、世界チャンピオンへ返り咲いた数字でもある。