ドイツ・ベルリン『2018-2019トラックワールドカップ第3戦』小林優香が、ついにワールドカップのメダルを手にした。笑顔がこぼれ出るブノワ・べトゥ短距離ヘッドコーチへ感想を尋ねた。
関連記事:悲願達成!小林優香がW杯ケイリン初のメダル獲得/2018-2019トラックワールドカップ第3戦
Q:やっと小林選手のメダルを見ることができましたが、嬉しいですか?
まあ・・・・・嬉しいですよ。今日以外は大変な大会でしたからね。男子スプリントも大変でしたし。少し息を付くことができますね。
Q:「少し」ということですが、ということはもっともっとやる事があるということですよね?
小林については大きな期待がありますからね。彼女はケイリンならば世界一になるポテンシャルがあります。しかしながら、トップになるためには完璧なレースをしなければなりません。今は一歩だけ進んだといったところです。
彼女はレースで何をしなければならないかを分かり始めましたし、自分をコントロールする術を見つけたと思います。まだ小さなミスはありますが、一歩前進したことには間違いありません。もっと一気に飛躍できれば良いのですが、実際は一歩一歩、着実に進むしかありませんね。
Q:そうですね。そして小林選手はあなたにとって「娘」のような選手だと見受けますが?
間違いないですね(笑)我々の間には説明ができない特別なコネクションがあります。なんというか、気持ちを共有できるというか、
まあ「自分の子供」みたいに感じているのは間違いないですね。
Q:本当の家族みたいですよね
チーム内でそういう繋がりを作りたいとは思っています。
家族はケンカもすれば幸せな時間を共有することもありますよね。チームとして、いろいろと共有できるようなグループを作りたいんです。
河端、脇本、小林とメダルを獲ってくれましたが、その過程でチームが育っているんです。家族が育っているんですね(笑)そしてアシスタントコーチのジェイソン・ニブレットも忘れてはいけません。
彼には皆が助けられています。