現地12月2日、ドイツ・ベルリンで開催の『2018-2019トラックワールドカップ第3戦』最終日に行われた女子ケイリンで、小林優香が決勝で3着となり銅メダルを獲得。自身初のワールドカップ表彰台へと上り、オリンピック出場枠争いへ大きな弾みをつけた。

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小林優香、W杯決勝の舞台へ

決勝に勝ち上がったメンバーは以下の通り。

ファンリーセン(オランダ/BEAT Cycling Club
ヒンツェ(ドイツ)
クルペツカイテ(リトアニア)
モートン(オーストラリア)
小林優香(日本)
ブラスペニンクス(オランダ)

決勝レースのスタートを告げる合図が鳴ると一斉にスタートする選手たち。

6周の勝負。並びはファンリーセン、ブラスペニンクス、小林、クルペツカイテ、モートン、ヒンツェとなり、ペーサーが退避する残り3周まで少しずつスピードを上げながら決勝独特の緊張感を含み、レースが進んでいく。

残り3周、ここから展開がめまぐるしく動き出す。最後尾のヒンツェが一気にペースを上げ、小林は4番手に下がる。

残り2周を切る前に、今度は後方からモートンが上がってきて、それに続くクルペツカイテと並走する形で、残り1周半の地点で小林が最後尾に位置する。

モートンの戦線離脱