戦いは最終局面へ
大外で走っていたモートンが隊列から離れてレースを諦めると先頭のファンリーセンに続きヒンツェ、ブラスペニンクス、小林の順で最後の勝負となる。
最終コーナーを曲がり、逃げるファンリーセンを追うヒンツェが外に膨らんだスペースを逃さず一気に加速するのは小林。
最終ストレートでファンリーセンが先着、次にヒンツェ、そして最後にブラスペニンクスを僅差で交わし、3着に入ったのは小林。
最後の最後で見事な加速を見せて、ワールドカップ女子ケイリン、自身初のメダルを獲得し、表彰台へと上がった。