平塚競輪場を舞台に、いよいよ幕を開けた『KEIRINグランプリ2025』シリーズ。
初日となる12月28日(日)に実施された『ヤンググランプリ2025』は、中石湊が優勝。大捲りで、見事に若手ナンバーワンの座を射止めた。
ヤンググランプリ2025
| 枠番 | 車番 | 選手名 | 府県/期別 |
| 1 | 1 | 西田優大 | 広島 / 123期 |
| 2 | 2 | 篠田幸希 | 群馬 / 123期 |
| 3 | 3 | 中石湊 | 北海道 / 125期 |
| 4 | 4 | 松崎広太 | 茨城 / 123期 |
| 5 | 阿部英斗 | 福岡 / 125期 | |
| 5 | 6 | 栗山和樹 | 岐阜 / 125期 |
| 7 | 黒瀬浩太郎 | 広島 / 123期 | |
| 6 | 8 | 梶原海斗 | 福岡 / 123期 |
| 9 | 森田一郎 | 埼玉 / 125期 |
レースレポート
森田がスタート直後から先頭に行くと、その後ろに篠田、松崎の関東ライン、続いて西田、黒瀬の広島ライン、後ろには阿部、中石、栗山、梶原となった。
残り2周を前にして仕掛けていったのは最後尾の梶原(8番ピンク)。
徐々に位置を上げていくと、そこには6番手だった阿部(5番黄色)が飛びついて、2人が外から位置を上げる。
残り2周を過ぎるとレースが熱を帯びていく。
梶原と阿部が先頭に出たタイミングで仕掛けたのは広島の西田(1番白)と黒瀬(7番オレンジ)。
残り1周半の鐘が鳴るところで先頭に出ると、3番手に続くのは梶原、そして阿部、関東の森田、篠田、松崎、中石、栗山の順となる。
最終周回を前に梶原が加速し先頭に出ていくと、レーススピードが更に上がって、集団は一列棒状となる。
迎えた最終周回。2コーナー付近で動き出したのは中石(3番赤)。一気に外から加速していく。しかしその動きに合わせて2番手の西田、4番手の阿部も外から勝負をかける。
最終コーナーを前にして、西田と阿部がもつれるところを横目に中石が猛スピードで加速していくと、ホームストレートでは中石が先頭でゴールラインへ。
8番手から一気に前にいた全員を抜き去った中石が先着。2着には最後に中石の後ろで加速した森田、3着に最後尾から伸びてきた栗山。
事前インタビューで、まとめて借りのある選手たちにリベンジと語っていた中石が、有言実行となる見事な走りでフィニッシュラインを駆け抜けて、ヤンググランプリ2025の覇者となった。
競走結果
| 着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
| 1 | 3 | 中石湊 | 11.0 | 捲り | |||
| 2 | 9 | 森田一郎 | 1/2車身 | 11.1 | 差し | ||
| 3 | 6 | 栗山和樹 | 3/4車身 | 11.0 | |||
| 4 | 5 | 阿部英斗 | 3/4車輪 | 11.4 | |||
| 5 | 7 | 黒瀬浩太郎 | 1/2車輪 | 11.4 | |||
| 6 | 2 | 篠田幸希 | 1/2車輪 | 11.2 | |||
| 7 | 4 | 松崎広太 | 1 車身 | 11.2 | |||
| 8 | 1 | 西田優大 | 3 車身 | 11.9 | B | ||
| 9 | 8 | 梶原海斗 | 8 車身 | 12.7 | H |
