レースレポート

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優勝:嘉永泰斗

Q:G1初の決勝で初優勝、おめでとうございます。

嬉しいですが、まだ信じられないです。去年もその前も調子を落としてしまって、そこからなかなか上がってこず苦しい時期を過ごしました。優勝できて、本当に良かったです。

Q:戦い方はどのように想定していましたか?

最初に行くラインについていって、レースを見ながら進めていこうという想定でした。初めてですし、単騎だったので、仕掛けどころを間違えずに力を出し切れればなという想いでした。

Q:関東勢についていく形で、残り2周で3番手に入りましたが、道中はどのような考えでしたか?

前の吉田(拓矢)さんたちの動きだけに集中していました。この舞台で、あんな絶好の位置で回ってこられることはそうそうないこと。(最終周で仕掛けていった時は恩田淳平選手に)見られていたので行きにくかったですが、自信を持って踏んで行きました。しっかりとチャンスをものにできて良かったです。

Q:あらためて、今回の4日間を振り返ってみていかがでしょうか?

初日から良い状態だったので、今日も落ち着いて臨むことができました。

Q:今年の春頃、来年の2月に地元・熊本で開催される『全日本選抜競輪』に向けて練習を変えていかなければならない、というお話をされていました。

ウェイトトレーニングに関しては変わらずですが、自転車の練習においては、今は街道を中心にグループのメンバーといろいろ考えながらやっています。オールスターくらいから、自分としても噛み合ってきたような感覚でした。

体力面での強化も必要だと感じていますが、今回は4日間だったので、記念と変わらない感じで挑めたのも良かったと思います。

(来年の全日本選抜は)責任ある立場で迎えることになるので、これからもしっかりと考えて練習していければと思います。

Q:2018年のデビューからここまで、長かったですか?

長かったですね。これで少しほっとできました。ただ、まだ年末のことは想像できていないので、帰ってじっくり考えます(笑)。

2着:松本貴治

打鐘で詰まったところで(犬伏が)行くかなと思ったのですが……コースを探して踏んで行きましたが、あの位置からでは難しかったです。これからも、一戦ずつ頑張っていきます。

4着:恩田淳平

集中して走ることはできましたし、少し夢を見られました。
吉田(拓矢)くんの頑張りに応えられなかった。「恩田さんが後ろについてくれれば、無理してもなんとかなる」と思ってもらえるようにならないといけないです。

5着:吉田拓矢

想定内の展開ではありましたが、打鐘のところで犬伏君が来ると思っていました。残り半周では行けるかなと思いましたが、単騎で更脚が2人いる展開でキツかったです。普段、先行していないツケがきた感じです。

6着:清水裕友

打鐘のところで動こうとした時に、(吉田)拓矢が仕掛けたので……。あそこから駆ける拓矢がすごかったですし、あの距離なら出してくれるという自分の甘えもありました。河端さんに申し訳ないです。

7着:犬伏湧也

(清水)裕友さんにつきながら、もうひと段階上げてと思っていたのですが、裕友さんが踏むのをやめたところで自分も見てしまいました。あそこで自分が行かなければならなかったです。

8着:小倉竜二

(犬伏は)打鐘のところで思いきって全開で行って、ゴール前勝負をして欲しかったです。準決勝くらいの感じで良かった。またイチからやり直しです。