準決勝

「死の2組」:脇本雄太

準決勝は勝ちあがった選手による2組のレース(1組6人)が行われた。脇本はケニー(イギリス・リオ五輪チャンピオン)、ブフリ(BEAT Cycling Club/リオ・五輪銀メダル)、ラブレイセン(今大会のチームスプリントの優勝メンバー)、ドーキンス(前回大会の銀メダル)、ビノクロフ(ウクライナ/何度もワールドカップを優勝したことのある強豪)が相手となる「死の2組」で走ることになった。尚、準決勝は3着までが決勝へと進む。

レースは全6周回のうち、残り3周で動き出す。先頭はブフリ、そして4番手にはケニー、5番手に脇本という形だったが、ケニーが一気に2番手へ上がると、それに合わせて脇本も外から走り出す。ブフリが位置を下げて、残り2周で脇本が先頭。後ろは内にケニー、並んで外にブフリという形になる。そこから更にブフリがスピードを上げて脇本をかわして先頭へと出ると、残り1周の時点で並びは前からブフリ、脇本、ケニー、そして後続。ブフリが飛ばして逃げ、それを後ろの脇本とケニーが追って最終コーナーへ。最後は3人が横並びでフィニッシュ。ブフリが1着、脇本が2着、ケニーが3着で決勝へと進むことになった。

男子ケイリン 2回戦 競技結果(PDF)

決勝、脇本のメダルを懸けた戦い