2018-2019トラックワールドカップ第2戦の男子ケイリン。参加は27人、日本からは第1戦に引き続き河端朋之脇本雄太が参戦した。(ケイリンのルール解説

勝ち上がりは、1回戦(2着までが勝ち上がり)→敗者復活戦(1着のみ)→準決勝(3着までが決勝へ)→決勝。

先週の第1戦で金メダルを獲得し大会2連覇を目指す脇本と、ワールドカップでの初優勝を目指す河端に対し、マティエス・ブフリ(オランダ/BEAT Cylicng Club)、ハリー・ラブレイセン(オランダ)ジェイソン・ケニー(イギリス)、マクセル・クリストフ(ポーランド)など強豪が出場した。

1回戦

1回戦 第2組:河端朋之

まずは河端が出場。対抗馬と見られていたのはラブレイセン(オランダ)とケニー(イギリス)。河端は全6周回のうち残り2周の手前で最後尾となる。その後も前を伺うが、スピードが上がり、集団が縦に伸びた状態で最終周回へ。

2着に入るべく外から河端がスピードを上げるも、前には届かずに、1回戦を4着でフィニッシュ。河端は敗者復活戦へと回ることになった。この戦いで準決勝に駒を進めたのは1着のラブレイセン(オランダ)、続いてマクセル(ポーランド)となった。

1回戦 第3組:脇本雄太

脇本が2連覇を目指し挑む1回戦。相手はブフリ(オランダ/BEAT Cylicng Club)やフランスの若手スプリンターのビジエなど。

残り3周のペーサー退避の前に脇本が外側から上がっていき、残り3周では先頭へ。残り2周を切ったところでブフリが脇本の前に出て先頭に立つとスピードが上がる。そのままブフリが先頭、脇本が2番手で最終周回へ。残り半周で後ろからビジエが外から脇本に並びかけ、前の3人がほぼ横並びでフィニッシュした。

結果はブフリが1着、ビジエが脇本を僅差でかわして2着、そして脇本は3着で敗者復活戦へと回る形となった。

2018-2019 Tissot UCI Track Cycling World Cup II Men's Keirin Qualifying Heat3

男子ケイリン 1回戦 競技結果(PDF)

敗者復活戦