マシュー・グレーツァー「エコノミークラスでカナダへ移動さ!」

準決勝のホーフラントとの戦い、そこからが決勝だと思って1本1本を走ったよ。そして決勝はラブレイセンが相手。彼はとても速く、強く、そして調子が良いように見えた。僕は疲れていたし、本当は短期決戦を望んでいたんだけど・・・・・・・・(笑)でも僕はとても疲れている時に、更に1本走れるようなスペシャルな体力があるんだよ。だから力尽きているように見えても、実はもう1本走れる(笑)

とにかく最後はメンタルな部分が一番大事で、足はもうパンパンで痛みが尋常じゃない。走ったら更に足が痛くなるのは分かっているけど・・・・走るんだよね。

明日はエコノミーシートでカナダに移動さ!

Q:優勝してエコノミーの君も可哀想だけど、君みたいな巨大な人が隣に来たら、隣の人も可哀想だね。

あはははは(笑)

河端朋之「自分のレースができていなかった」

Q:やはり予選が全てということでしょうか?

いや、まあ本戦も下手でしたね。相手がどうこういうよりも自分のレースができていなかったと。残り2周で行っても早いという気持ちがあって。

Q:なかなか無い、強敵との戦い。その中で次の課題は見えましたか?

出し惜しみじゃないですが、惜しんではダメだし、まだ予選でのタイムも上げられるし、1回戦を勝ち上がらないと(オリンピックポイントも)まだまだ厳しいので、しっかり勝ちあがれるように頑張りたいと思います。

深谷知広「悔しい、収穫はそれだけ」

残念な結果になりましたが、ちょっとは進歩しているのかなと。

Q:予選のタイムは?もっと上を狙っていましたよね?

そうですね。予選で失敗しているので、助走の段階で失敗していました。上がって半周した時点で、いつもより凄い楽でちょっとペースを上げたんです。それが失敗して最後の半周前には体力が削られている部分がありました。しっかり踏み出すタイミングまで力を溜めておけば良かったのですが、調子が良かったので踏んでいってしまいました。

Q:1回戦はドミトリエフ選手でしたが、やり難さ的な物はありましたか?

全然ないですけど、倒せそうな感じはあったので、勿体無かったですね。ドミトリエフを先行させるというところまでは作戦通りだったのですが、残り1周半の段階での車間のとり方がちょっと悪かった位です。もう2~3車身詰めていれば勝てたレースだったと思います。隙を突くつもりだったのですが、隙を自分から作りに行かなければならないレースだったと思います。

Q:収穫は?

レースに負けて悔しいと思っているので、今回の収穫はそれだけですね。

脇本雄太「それはケイリンにも競輪にも活きる」

Q:相手はレビでしたが?

特に考えていませんでした。ただ、いかに自分の得意なところに持ち込んでいけるかというところを課題としています。ただ、まだその答えは見つかっていません。自分の感覚で、どうすれば相手を困らせることが出来るか、そういうことは考えていますが、なかなか自分の思った通りに身体は動いてくれないですね。これからは頭で思っていること、そして身体が実際に動くところ、その両方の感覚のずれを一致させていきたいと思っています。それはケイリンにも競輪にも活きると思うので。

Text : Mizuki Ida