EXPO会場の中に謎の巨大なふとももが?

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公益財団法人JKA 木戸寛会長 コメント

本日から8月29日まで、このギャラリーWESTで、競輪の特別展示として「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」を開催します。

競輪選手は自分の力だけで時速70kmという驚異的なスピードを出すことができますが、そのパワーの源は鍛え抜かれたふとももです。

現在2400名ほどいる競輪選手のうち、2200名が男子選手、200名が女子選手となっており、男子の2200名のうちトップの9人だけがS級S班と栄誉につくことができます。本日、この会場に来てくれている眞杉匠選手は、その9人に入っている、若手ナンバーワンの選手。まさしく、鍛え抜かれた、卓越した太ももの持ち主です。大事な練習の時間を割いて来ていただき、ありがとうございます。

競輪が、なぜ万博でイベントをやるのかと言いますと、以前から万博やオリンピック、国民スポーツ大会などにおいて、科学技術の発展や、スポーツの振興など、国民的な行事の支援をさせていただいております。

また、そのご縁に加え、日本で始まった自転車競技のひとつであるケイリンは、国際大会においても人気種目となり、日本名のKEIRINのままでオリンピックの正式種目になっています。日本名のままオリンピックの正式種目になっているのは、柔道とKEIRINの2つだけ。自転車競技は世界的に人気のスポーツであり世界203の国と地域で行わていますが、オリンピックや世界選手権をはじめとした国際大会にて、ケイリンは最終日の種目を務めるほどの人気となっています。

日本の競輪選手も積極的に国際大会に参加しており、世界のトップレベルの実力を発揮しています。

昨年10月にデンマークで行われた世界選手権では、3人の競輪選手がそれぞれの種目で優勝し、世界チャンピオンになりました。大会を通じて、その3人を含む5人の競輪選手が計6個のメダルを獲得し、自転車競技においても日本は世界の強豪国となっています。

このイベントでは、競輪選手がバンクを走る時の感覚を体感できるシアターや、競輪選手と対戦できるマシンを体験していただけます。さらに、オリンピックや世界選手権で実際に使われた最新鋭の自転車の展示も行っています。皆様が普段乗っている自転車とはだいぶ違ったものになっていますので、ぜひご覧いただき、競輪の魅力に触れていただければ幸いです。

この大阪・関西万博には、158の国と地域が参加され、海外からも350万人のお客様が見込まれているそうです。日本の皆様はもちろん、海外から来場された方にも、日本で生まれた世界のスポーツ・ケイリンを楽しんでいただきたいと思います。

眞杉匠選手 コメント

Q:実際に「ふとももEXPO」に来場してみて、いかがですか?

バルーン、デカいですね(笑)。写真では見ていたのですが、生で見ると迫力が違います。やっぱり、競輪選手と言ったら太ももですからね。

Q:対戦する選手のコンディションもふとももでわかったりするのでしょうか?

自分のふとももの状態も当日にならないと分からないくらいなので、ましてや他の選手のはわからないです(笑)

Q:このオブジェは誇張されている?それともリアルですか?

リアルですね。ふくらはぎの感じとか、すごく良くできていると思います。

Q:この太ももを手に入れたら、S級S班になれちゃいますか?

飛び越えちゃうと思います。グランプリ取れちゃいますね。この脚が欲しいです(笑)

氷嚢で首を冷やしていただいた

Q:あらためて、競輪の魅力はどういうところにあるとお考えですか?

レースは生き物で、毎レースごとにさまざまな人間模様やストーリーがあり、深く知れば知るほど面白くなってくると思います。やっぱり、競輪場で実際に見ていただくのが一番かなと思います。

Q:このブースに訪れる方には、どのように楽しんで欲しいですか?

レースの体験アトラクション(Challenge! ふとももライド)もあるので、ぜひ選手目線を体感してほしいです。興味を持っていただけたら、競輪場に来てもらって、実際のスピード感を味わってほしいですね。お子様も楽しめるブースだと思うので、競輪に触れてもらって、将来競輪選手になりたいな、と思ってもらえたら嬉しいです。