レースレポート

2/2 Page

優勝:眞杉匠

Q:去年の9月(共同通信社杯)以来の優勝、そしてこのレース連覇となりました。

だいぶ優勝から遠のいてしまっていましたし、今年は記念でもふがいないレースばかりだったなかで、ラインのおかげで優勝することができました。すごく嬉しいです。

Q:関東4車での連携でしたが、どのような作戦でしたか?

理想は前でした。1番車だったので緊張しましたが、なんとか最初の仕事はできたかなと思います。

Q:残り1周で、太田海也選手が仕掛けて来る展開となりました。

(前にいた)佐々木(悠葵)もすごくかかっていたのですが、(太田には)その上をいい勢いで来られてしまい、止め切ることができませんでした。
ただ、波をつくることはできて(清水が)遅れたので、その隙をつくことができました。

Q:太田選手の後ろについてからはいかがでしたか?

止めきることができず、切り替えるので脚を使ってしまったし、すぐには捲りにいけなかったですね。

Q:直線は吉田選手との争い。かなり際どい争いでしたが、ゴール前の感触は?

完全に「抜かれた」と思っていました。
昨日自転車のセッティングを調整して、4日間のなかではいちばん良かったと思いますが、前までのフレームに戻してもいいかなと思っています。

Q:この4日間の開催を振り返ってみて、いかがでしたか?

佐々木がいいレースを毎日してくれていて、僕は自分だけのレースになってしまっていたと思います。
内容的にはここ1年良くないレースが続いてしまっているので、後半戦は内容も重視して、結果がついてきてくれればなと思います。

Q:次回は京王閣開催、その先にはオールスター競輪が控えています。

G1制覇も2023年(競輪祭)から遠ざかっていますが、あの時のほうが積極的に走れていたと思います。以前やれていたことができなくなるということはないはずなので、戻していきたいです。
あまり期間はありませんが、しっかりと自分を追い込んで、内容にこだわって良いレースができるように頑張ります。

2着:吉田拓矢

眞杉がスイッチしてからは、スピード域的に誰も来ないだろうと思っていました。
最後は抜いたかなと思いましたが……ただ、決勝は4人で乗れて良いレースができたと思います。

3着:松谷秀幸

打鐘から残り1周までに削られて、もう脚が残ってなかったですね。キツかったです。でも、関東4車が結束した中で3着に来られたし、出来も良かったと思います。

6着:太田海也

(清水)裕友さんが位置を取ってくれて理想どおりの並びでしたし、打鐘のところでは理想どおりの展開になりました。

(眞杉の牽制で)スピードはたしかに落ちましたが、この理想的な形で押し切ることができなかったのはすごく悔しいですし、力が足りないです。(この展開で押し切れなければ)タイトルを取るとかというレベルではないと思います。

【競輪賞金ランキング】『サマーナイトフェスティバル(G2)』終了時点の順位をチェック! “残る椅子”は実質4つ?