1着:佐藤水菜
Q:優勝、おめでとうございます。
直前に体調を崩してしまい、ガールズケイリンの自転車に乗れていない状態で迎えた開催となり不安な部分もありましたが、自分の力を信じて、長い距離を踏むことができました。
Q:打鐘の直前から仕掛ける展開。レース前はどんなプランでしたか?
長い距離を駆ける方が勝率も良いので、今日は1周、1周半は行くつもりでした。前に出たタイミングで、後ろに児玉選手がいて、梅川選手との並走という形になったのは100点満点の流れ。うまくハマってくれたと思います。
とにかく昨日みたいなレースはしてはいけない、と考えていました。今後も、自力で頑張ります(少しおどけたように言ったところで、遠巻きに会見を見ていた尾崎睦選手に気づく)。うわぁ!おつかれさまでした!
(報道陣に向かって)言ってくださいよ!
Q:後方からの捲りが届かず2着となった準決勝から得るものは多かったですか?
これまで経験したことのない負けパターンでした。車券に応えられなかったという申し訳ない気持ちの一方、「競輪、楽しい」と思えるレースだったと思います。すごく勉強になりました。絶対に同じことをしてはいけない、というレースを準決勝で経験できたことは、今後のことを考えても、すごく大きかったです。
Q:これで、ガールズグランプリの権利を獲得です。
今年はG1を全部取る、と公言しているので、グランプリへの出場というのは最低限だと思っています。まずは1つ、という気持ちです。
Q:5月末に競技のジャパントラックカップ、6月にはガールズG1のパールカップと大きなレースが続きます。
体力面の向上のために、いろいろなことに挑戦しています。ガールズケイリン、競技だけでなく、3刀流・4刀流とやっていけるよう、頑張っていきたいです。
2着:児玉碧衣
いくつか想定したうちのひとつの展開ではありましたが、4コーナーからの差し脚がないので……。ただ、1週間しっかりと練習してきてこの決勝まで来られたのは収穫です。パールカップまで時間はあるので、いい状態で臨めるように頑張ります。
3着:梅川風子
サトミナ(佐藤水菜)を前に入れるのは、プランにはなかったです。(佐藤は)残り600mから行く勇気がすごい。勝ちに徹する以上、自分はあそこからは行けなかったです。
4着:小林莉子
打鐘の瞬間、サトミナが外にいるのに気づければ良かったです。そうすれば、もう少し相手を苦しめることができたと思います。悔しいです。
同時開催のF2は仲澤が優勝
なお、本開催はその名のとおり「女子のみ(オールガールズ)」の開催。前半はF2レースが実施されており、ナショナルチームから先日香港での国際大会を終えたばかりの仲澤春香も出場。最終日・決勝(ガールズC)6Rに臨んだ仲澤は、残り半周で仕掛けると他を寄せ付けない圧巻のスピードで独走ゴール。完全優勝を果たした。
【決勝メンバー】ガールズグランプリ出場1番乗りを決めるのは? 『第3回オールガールズクラシック』/ 4月27日 岐阜競輪場
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