2024年4月4日、2025年後期の適用級班が発表された。
2024年後期(7月〜12月)の競走成績に基づき決定されたもので、2025年7月より適用となる。

2025年後期(7~12月)適用級班の決定について | KEIRIN.JP

級班とは?

競輪選手(男子)は、9人しか所属できないS級S班=通称“SS”を頂点に、6つの級班に区分されている。
プロとしてのデビュー直後はA級3班に所属し、年に2回、成績に応じて級班の入れ替えが行われる。

2025年後期の級班別人員表

人数
S級 S班 9
S級 1班 211
S級 2班 452
A級 1班 510
A級 2班 511
A級 3班 499

*第127期の新登録選手69名と第127期早期卒業1名は上記の表から除外

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太田海也、中野慎詞がS級1班に再昇班

今回発表された後期の適用級班では、トラック競技短距離男子 日本ナショナルチームメンバーのうち、太田海也・中野慎詞のS級1班への昇班が決定。なお、小原佑太・山﨑賢人は継続してS級1班となる。

太田・中野の両選手は2024年後期にS級1班に昇班していたが、オリンピックに向けた準備の時期であった2024年前期は出走本数が少なく、S級2班に降班となっていた。昨年後半にしっかりと成績を残し、S級1班へと返り咲いた形となる。

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4-5月はナショナルメンバーがG1に出場

4月末から5月上旬にかけて、『オールガールズクラシック』『日本選手権競輪(ダービー)』と男女それぞれG1が開催される。
ナショナルチームからも、『オールガールズクラシック』には佐藤水菜と仲澤春香が、『日本選手権競輪(ダービー)』には先の4人(太田海也・中野慎詞・小原佑太・山﨑賢人)に加え中長距離チームの窪木一茂が出場予定。

グランプリ出場をかけた、熱い戦いが繰り広げられる見込みだ。

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