優勝 古性優作 インタビュー
Q:寺崎浩平選手に任せる形の決勝でしたが、どのように組み立てを考えていましたか?
細かく話していたわけではなく、「(寺崎が)どう動くのかな」と思いながら見ていました。寺崎の動きを冷静に見極める展開でしたね。寺崎は強かったし、すごく良い走りをしていたので、なんとか残したかったです。
Q:残り半周、捲ってきた眞杉匠選手の動きは見えていた?
見えていました。まぁまぁ(の動き)だったでしょう(笑)。
(眞杉を)止めないと寺崎にはチャンスがないなと思っていました。ただ、寺崎もいっぱいいっぱいの中で走ってくれていたと思いますし、僕自身も余裕があったわけではなかったですね。
Q:表彰式で、神山雄一郎さんから花束を受け取る際に声をかけられていましたが、何と言われたのでしょうか?
「バックのブロック、良かったね」と言われました。止めた相手は神山さんの後輩なんですけどね(笑)。
Q:あらためて、4日間を振り返っていかがでしたか?
これまでで一番、寺崎のレベルアップを感じた開催でした。
寺崎は、わざわざ大阪まで学びに来るくらい熱意と向上心のある選手です。僕も分かる範囲で教えたいですし、逆に聞きたいこともたくさんあります。お互いに良い形で成長していけたらと思っています。
Q:自身の走りについて、今後に向けて手応えはありましたか?
感覚的には、自力で走った時のほうが良かった気がします。寺崎のレベルアップもありますが、後ろについていて余裕がなかったですね。
しっかりG1を獲れるように、いろいろと考えていきます。
2着 眞杉匠「悔しいー!!」
悔しいー!!良い勢いだったのに……。(古性選手にブロックされたシーンのリプレイを見ながら)なんでこの状況で見えてるんだろう(笑)。うますぎる……。
最終ホーム(残り1周)のところで、ワンテンポ遅れてしまいましたね。もう少し早めに並びかけるか、もしくはもう少し外を回せていれば(古性を)乗り越えられたと思います。でも、これで負けるようじゃ、まだまだ弱いということですね。
3着 新山響平
(誘導員退避のタイミングでの仕掛けについて)突っ張られたら仕方ない、と割り切って仕掛けていきました。直線入り口では、後ろの選手の影が見えなくなったので、このまま行けるかなと思ったのですが。開催を通じて手応えを感じることはできたので、次のダービーに向けて、もう少し仕上げていきます。