2025年2月21日より愛知・豊橋競輪場にてスタートした『第40回読売新聞社杯全日本選抜競輪(G1)』。
2月24日に決勝が行なわれ、脇本雄太が優勝した。
この優勝で、脇本はG1すべてとグランプリを制する「グランプリスラム」を達成。6つのG1制度で「グランプリスラム」を達成したのは、脇本が史上初となる。
レースの模様とレース後のコメントをお届けする。
12R 決勝
2月24日(月祝)発走予定 16:30
枠番 | 車番 | 選手名 | 府県/期別 |
1 | 1 | 古性優作 | 大阪/100期 |
2 | 2 | 吉田拓矢 | 茨城/107期 |
3 | 3 | 深谷知広 | 静岡/96期 |
4 | 4 | 南修二 | 大阪/88期 |
5 | 眞杉匠 | 栃木/113期 | |
5 | 6 | 村田雅一 | 兵庫/90期 |
7 | 寺崎浩平 | 福井/117期 | |
6 | 8 | 三谷将太 | 奈良/92期 |
9 | 脇本雄太 | 福井/94期 |
並び予想
古性-南-村田
寺崎-脇本-三谷
眞杉-吉田
深谷
レースレポート
近畿6車が進出、3車ずつに分かれ“別線での力勝負”となったことも注目の決勝。強風が吹き荒ぶなかでのレースとなった。
スタート後、まず先手を取ったのは眞杉-吉田の関東ライン。古性-南-村田の大阪兵庫ライン、寺崎-脇本-三谷の福井奈良ラインと続き、単騎の深谷という並びで展開していく。
誘導員が退避したタイミング残り2周で古性が動くが、眞杉が突っ張り先頭を譲らず最終周へ。
残り半周。再度仕掛ける古性。しかし、番手の吉田が合わせる形で牽制。同時に、寺崎と脇本が外から一気に前へ詰めより勝負の直線へ。
迎えた最終局面。大外一閃、鋭く伸びたのは脇本。あっという間に突き抜け、1車身半の差をつけフィニッシュ。
2着には寺崎、脇本の後ろから伸びてきた単騎の深谷が3着。
脇本は、6つのG1制度(1994年10月以降)では史上初となる「グランプリスラム」達成という偉業を成し遂げた。
競走結果
着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
1 | 9 | 脇本雄太 | 11.7 | 差し | |||
2 | 7 | 寺崎浩平 | 1車身1/2 | 12.0 | 捲り | ||
3 | 3 | 深谷知広 | 3/4車輪 | 12.0 | |||
4 | 2 | 吉田拓矢 | 1 車身 | 12.5 | |||
5 | 6 | 村田雅一 | 3/4車身 | 12.3 | |||
6 | 4 | 南修二 | 3/4車身 | 12.5 | |||
7 | 1 | 古性優作 | 微差 | 12.6 | |||
8 | 8 | 三谷将太 | 1/2車身 | 12.0 | |||
9 | 5 | 眞杉匠 | 大差 | 14.5 | HB |
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