収益の一部が、自転車トラック競技日本ナショナルチームを支える組織「HPCJC」の支援にあてられる「HPCJC支援開催」として、1月22〜24日にかけて立川競輪場で開催された「HPCJC杯・サンケイスポーツ杯」。
トラック競技やHPCJCについてより深く知ってもらうため、ナショナルチームの選手たちの等身大パネルや世界選手権獲得メダルなどが展示された本開催の決勝が1月24日に男女の決勝が行われ、ガールズ決勝は佐藤水菜が、男子決勝は太田海也が優勝。ともに初日から3連勝の「完全優勝」となった。
9R ガールズ決勝
初日、2日目と同様、周回は前を開けつつ6番手で構えた佐藤水菜。
打鐘で踏んでいき先頭を取り切り最終周回へ。
3車の争いから、佐藤の番手を取ったの吉川美穂が3コーナーから最終コーナーにかけて差を詰めにかかる。
しかし、最後の直線では逆に佐藤が差を広げ、吉川に1車身半の差をつけてフィニッシュ。
その力を見せつける強い勝ち方で、見事完全優勝を果たした。
佐藤水菜 コメント
たくさんの声援ありがとうございました。年末(ガールズグランプリ)は自分の失敗で2着だったので、優勝することができてとても嬉しいです。
直前まで沖縄合宿に行っていたので、調子の面ではまったく不安はありませんでした。寒さとの戦いが去年の課題だったなか、今日は昼間開催でとても温かったのと、たくさん駆けつけてくれた皆さんの声援がとても力になりました。
今回は「HPCJC杯」ということで、車券の売り上げの一部が、ナショナルチームの活動費になる開催でした。皆様に支えられて私たちの活動ができているので、その感謝を優勝という形で発信できてとても嬉しく思っています。応援、ありがとうございました。
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