男子ポイントレースでは圧勝劇

大会3日目の男子ポイントレースでは、オーストラリアのルーカス・プラップ(Lucas Plapp)が圧巻の走りを見せた。24kmのレースで集団を3度ラップし、中間ポイントも獲得しながら70ポイントで優勝した。

怪我で離脱したチームメイトに捧げる優勝

レース終了の何周か前には優勝が確定しており、ゴールする前から優勝を喜んでいたプラップ。この種目は本来、ジェームズ・モリアーティー(James Moriarty)が出場するはずだった。しかし、モリアーティーが大会前の落車により怪我を負ったため、プラップが出場することとなったのだ。

そんなプラップは「この勝利はジェームスに捧げたい」とコメント。「彼がもし出走していれば同じく優勝してたに違いない。すでにチームパシュートでもいないのが残念であり、今日走るモチベーションになった」と話した。

昨晩出走を知った

プラップはさらに、「昨日の夜に今日のレースを走ることを聞いたんだ。それを聞いてから夜遅くまで、キャメロン・メイヤーのポイントレースのビデオをずっと見てたんだ。彼は本当に強い選手だからね」と急に出場することになったレースで、できうる限りの準備をしていたことも口にした。

初のマディソン導入となる東京オリンピックに向けて