『パリ2024オリンピック』が開催された8月が終了し、2024年は残り4ヶ月。二足の草鞋を履く選手も多い競輪とトラック競技。共に要注目のレースは年内まだまだ開催される。
本記事では2024年9月〜12月の主要レースを紹介していく。
オリンピック後に興味を持った初心者の方も、より応援に熱が入った方も、ぜひ現地観戦やライブ配信でレースをお楽しみいただきたい。
9月
『2024全日本選手権トラック』
![中野慎詞, Team Rakuten K Dreams, 太田海也, Team Rakuten K Dreams, 決勝, 男子エリート, スプリント, 2023全日本選手権トラック, 伊豆ベロドローム](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/05/356-20230513-DSC00409.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
開催日時:9月6日〜9日(金〜月)
会場:伊豆ベロドローム
2024年のトラック競技「日本No.1」を決める大会が、伊豆ベロドロームで開催。
『パリ2024オリンピック』に挑んだメンバーや、日本競輪選手養成所で日々訓練を積んでいる第127・128回生らが集結し、日の丸のナショナルチャンピオンジャージを懸けて共に戦う。
2024年内に日本国内で開催される最後のトラック競技大会だ。
『2024全日本選手権トラック』公式ページはコチラ
レースレポートなど『2023全日本選手権トラック』についての記事はコチラ
『第40回共同通信社杯(G2)』
![深谷知広, 第39回共同通信社杯, 青森競輪場](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/09/082-20230918-STR02311.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
開催日時:9月13日〜16日(金〜月祝)
会場:宇都宮競輪場
2024年3つ目のG2開催。本開催が終了すると『KEIRINグランプリ2024』シリーズまでの特別競輪(G2以上の開催)は残り2つのみ。いよいよ年末の決戦に向けた椅子取り合戦が激化していく。
『第40回共同通信社杯(G2)』特設サイトはコチラ
レースレポートなど昨年の『第39回共同通信社杯(G2)』についての記事はコチラ
10月
「2024世界選手権トラック」
![橋本英也, HASHIMOTO Eiya, JPN, エリア・ビビアーニ, VIVIANI Elia, ITA, ラファエル・コカス, KOKAS Raphael, AUT, 男子エリミネーション, MEN Elite Elimination, 2023世界選手権トラック グラスゴー, 2023 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK Glasgow, Great Britain](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/08/121-20230807-AL101197.jpg?resize=1960%2C1307&ssl=1)
開催日時(現地日時):10月16日〜20日(水〜日)
会場:デンマーク・バレルプ
年に1度、トラック競技の「世界No.1」を懸けて開催される世界選手権。
『パリ2024オリンピック』の金メダリストたちにとっては、王座を守る大会。パリで悔しくも金メダルを逃した選手にとってはリベンジの舞台となる。
『ロサンゼルス2028オリンピック』に向けた最初の世界選手権でもあるため、次世代選手への育成・強化に注力し始める国も出てくるだろう。パリから約2ヶ月後となるデンマークでの決戦は、様々な見方ができる大会。要注目だ。
レースレポートなど昨年の『2023世界選手権トラック』についての記事はコチラ
『第33回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)』
![窪木一茂, 最終日3R, 寬仁親王牌, 弥彦競輪場](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2023/10/2629.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
開催日時:10月17日〜20日(木〜日)
会場:弥彦競輪場
2024年5つ目のG1開催。優勝者は年末の『KEIRINグランプリ2024』への切符を手にすることができる。
1990年8月に前橋競輪場で開催された、アジア初の「世界選手権自転車競技大会」。『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』は、このアジア初の世界選手権を記念して同年5月に行われた『世界選手権自転車競技日本大会特別記念レース』を発祥とする開催だ。
2024年の日程は、デンマークでの『2024世界選手権トラック』と丸被り。昼間は競輪、夜はトラック競技という24時間楽しめるスケジュール。世界選手権という「寬仁親王牌」のルーツに思いを馳せながら、レースを楽しんでいただきたい。
レースレポートなど昨年の『第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)』についての記事はコチラ