2024年6月11日(火)から岸和田競輪場で開幕した『第75回高松宮記念杯競輪』。

前日の『パールカップ』決勝の余韻が残る開催4日目には、東西それぞれの一次予選ポイント上位9選手が顔を揃える「青龍賞」「白虎賞」が開催された。

「またこんな日が来るとは」石井貴子が涙の優勝 ガールズG1『パールカップ』/高松宮記念杯競輪 岸和田競輪場

「青龍賞」「白虎賞」の結果をお伝えするとともに、開催5日目(6月15日(土))に実施される準決勝の番組・並び予想をお届けする。

青龍賞

スタート直後に先頭を取ったのは郡司。連携する北井が先頭に出て、北井-深谷-郡司-和田の南関東ライン、眞杉-吉田-平原の関東ライン、新山-新田の東日本ラインで隊列が落ち着く。

並びが変わらないままスピードアップしていく残り1周。眞杉が前に出ようとするも郡司のブロックもあって前に出られずにいる中、先頭では深谷が番手から発進、先頭へ。

最終ストレートで新山、郡司が迫るも、押し切った深谷が先着。2着は郡司、3着は和田で南関東のワンツースリーフィニッシュとなった。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 3 深谷知広 11.1 捲り B
2 5 郡司浩平 1/2車輪 11.0 マーク
3 8 和田真久留 3/4車身 11.0
4 2 新山響平 1車身 11.0
5 1 平原康多 2車身 11.2
6 9 眞杉匠 3/4車身 11.3
7 4 吉田拓矢 1/2車輪 11.2
8 6 新田祐大 1車身 11.3
9 7 北井佑季 6車身 12.2 H

白虎賞

窓場-山田の京都ライン、古性-南、寺崎-脇本-三谷の近畿ラインが2つ、その後ろに藤井-志智の並びで周回が進む。

先頭誘導員離脱前から位置を上げていったのは藤井。それを抑えるように脇本が前に入り、さらにそれを寺崎が抑え、寺崎-脇本-三谷が先頭の一本棒となったところで残り1周半。

ラスト1周、寺崎の番手から脇本が加速。その番手を今レースでは別線の古性が取る。絶好の位置に入った古性だったが、爆走する脇本を捉えることはできず。脇本1着、古性2着となった。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 2 脇本雄太 10.9 捲り B
2 1 古性優作 1車身 10.9 マーク
3 3 窓場千加頼 1/2車身 10.8
4 4 山田久徳 2車身 11.0
5 9 三谷将太 1/2車身 11.1
6 8 藤井侑吾 1/4車輪 11.0
7 6 志智俊夫 1/2車身 10.9
8 7 南修二 3車身 11.3
9 5 寺崎浩平 大差 12.8 H

準決勝出走表・並び予想

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