ガールズケイリンの新たな歴史としてスタートした『パールカップ』。2024年6月13日、その「第2回」の王者の決する日となった。
決勝戦に進出したのは「誰が勝っても初のG1」となる7人。ゴールラインを1着で走り抜け、初の冠を手にしたのは石井貴子となった。レースの模様と選手のコメントをお伝えする。
パールカップ決勝戦
車番 | 選手名 | 府県/期別 |
1 | 當銘直美 | 愛知/114期 |
2 | 奥井迪 | 東京/106期 |
3 | 柳原真緒 | 福井/114期 |
4 | 吉村早耶香 | 静岡/112期 |
5 | 尾崎睦 | 神奈川/108期 |
6 | 山原さくら | 高知/104期 |
7 | 石井貴子 | 千葉/106期 |
レースレポート
誰が勝ってもG1初優勝となる第2回パールカップ決勝戦。真っ先に先頭を取ったのは吉村。しかしそれを抑えて山原が前に出て、山原、吉村、尾崎、當銘、當銘の横に柳原が並走となり、続いて後ろに奥井、石井の順で隊列が落ち着く。
柳原が並走したまま残り1周半を告げる鐘が鳴る。
残り1周で仕掛けたのは後方の奥井。外を通って先頭に出る奥井に石井が続く。2車に少し遅れて山原、吉村、尾崎の3車が横並びで追いかける。
残り半周を切り、後ろから尾崎が迫ってくるが先頭までは届かない。
最終ストレートまで粘った奥井だったが、最後に番手から差した石井が先着。
フィニッシュ後に涙を流した石井。不調の時期を乗り越え、2020年がールズドリームレースぶりのビッグタイトルを手にした。2着奥井、3着尾崎。
競走結果
着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
1 | 7 | 石井貴子 | 12.2 | 差し | |||
2 | 2 | 奥井迪 | 1/4車輪 | 12.3 | 逃げ | B | |
3 | 5 | 尾崎睦 | 1/2車身 | 12.1 | |||
4 | 3 | 柳原真緒 | 1/2車輪 | 12.0 | |||
5 | 1 | 當銘直美 | 3/4車身 | 12.1 | |||
6 | 4 | 吉村早耶香 | 1 車身 | 12.2 | |||
7 | 6 | 山原さくら | 1/2車輪 | 12.2 | H |
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