日本唯一の競輪選手養成機関「日本競輪選手養成所(JIK)」では、年に3回記録会を行っている。200m・400m・1000m(女子は500m)の3種目のタイムを測定し、その結果に応じて評価が与えられる、というものだ。
阿部英斗がゴールデンキャップ獲得
1月末に実施された第3回記録会には諸事情により参加できなかった候補生が複数いた。そのうちの1人・阿部英斗が、2月5日から6日に行われた「第3回記録会に準ずるタイム測定」にてゴールデンキャップ(短距離・中距離ともに秀でている評価)を獲得した。
阿部英斗コメント
【200mTT:11秒03】
【400mTT:22秒94】
【1,000mTT:1分07秒51】
第2回記録会でゴールデンキャップを獲得したこともあり、プレッシャーを感じていたので、今回も獲れたことにホッとしました。
残りの養成所生活では、競走訓練で打鐘(残り1周半)から先行して逃げ切り、1着をとりたいです。またJKA250での競走は得意としているので、第2回トーナメント競走ではいい着順をとれるよう頑張ります。
ゴールデンキャップ獲得は総勢13人に
1月末の第3回記録会では男女合わせて12人がゴールデンキャップを獲得。今回の「準ずるタイム測定」も合わせ、総勢13人とゴールデンキャップの基準を揺るがすような成果となった。
現在在所している125・126回生は2024年3月に卒業し、各地の競輪場でのレースに出走することとなる。ゴールデンキャップの数が物語る「優秀な代」のレースを、今から楽しみにしていただきたい。
すでにゴールデンキャップを獲得した12人のコメントは
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