トレーニング中の事故により、重度の骨髄損傷を負ったドイツのクリスティーナ・フォーゲル(27)選手の復帰へ対するリハビリ費用調達を目的とし、所属チームのTEAM ERDGAS.2012、チームメイトのマキシミリアン・レビポーリン・グラボッシュ選手らがクラウドファンディング“#staystrongkristina”を立ち上げ。目標支援額は5万ユーロ(約644万円)。

「この戦いは1人じゃない」ドイツ代表選手、UCI会長らがクリスティーナ・フォーゲルにエール

クリスティーナ・フォーゲル選手は2016年の夏、日本のガールズケイリンへ出場。日本人にも馴染みのある存在だ。

4度の世界王者、オリンピックで3つのメダルを獲得しているマキシミリアン・レビ選手は、フォーゲル選手が出場をするはずであった“ドイツ・グランプリ”の出場選手へ手紙を書いた。

レビ選手から宛てられた手紙

以下、抄訳

ご存知の通り、火曜日に起きた恐ろしい事故により、2人のライダーが怪我を負いました。1人は問題なさそうですが、クリスティーナ・フォーゲルについては耳にしているかと思います。彼女の容態は予断を許さないものでした。

現在、彼女の容態は安定し、命に別状はありません。しかし、彼女が日常生活へ戻るには多くのリハビリが必要になりそうです。

これがファンドを立ち上げた理由です。彼女と彼女の家族、彼女が愛する人を助け、彼女を自宅へ戻らせる、もしくはリハビリを受けさせるためのものです。

#staystrongkristina

レビ選手らは計4,120ユーロ(約53万円)を既に寄付。このクラウドファンディングで50,000ユーロ(約644万円)の支援額獲得を目指している。期間は7月31日までで、

寄付額は任意で、200ユーロ以上を寄付するとブレスレットやシャツなどのリターンが提供される。1,500ユーロの寄付をすると、ブレスレットとオリンピックで使用されたフレーム「レビ・ロンドン2012」が提供される。

日本からもアカウントの登録が可能で、クレジットカード(VISAorマスターカードのみ)等のオンライン支払い決済で支援が可能。

#staystrongkristinaクラウドファンディングページ