トレーニング中の事故により、重度の骨髄損傷を負ったドイツのクリスティーナ・フォーゲル(27)選手の復帰へ対するリハビリ費用調達を目的とし、所属チームのTEAM ERDGAS.2012、チームメイトのマキシミリアン・レビ、ポーリン・グラボッシュ選手らがクラウドファンディング“#staystrongkristina”を立ち上げ。目標支援額は5万ユーロ(約644万円)。
「この戦いは1人じゃない」ドイツ代表選手、UCI会長らがクリスティーナ・フォーゲルにエール
クリスティーナ・フォーゲル選手は2016年の夏、日本のガールズケイリンへ出場。日本人にも馴染みのある存在だ。
4度の世界王者、オリンピックで3つのメダルを獲得しているマキシミリアン・レビ選手は、フォーゲル選手が出場をするはずであった“ドイツ・グランプリ”の出場選手へ手紙を書いた。
レビ選手から宛てられた手紙
You're amazing @MaximilianLevy 💪
We'll do whatever we can to help @KristinaVogel and to support the whole German team. #staystrongkristina pic.twitter.com/jG4MdUQYMm— Daria Abramowicz (@abramowiczd) June 29, 2018
以下、抄訳
ご存知の通り、火曜日に起きた恐ろしい事故により、2人のライダーが怪我を負いました。1人は問題なさそうですが、クリスティーナ・フォーゲルについては耳にしているかと思います。彼女の容態は予断を許さないものでした。
現在、彼女の容態は安定し、命に別状はありません。しかし、彼女が日常生活へ戻るには多くのリハビリが必要になりそうです。
これがファンドを立ち上げた理由です。彼女と彼女の家族、彼女が愛する人を助け、彼女を自宅へ戻らせる、もしくはリハビリを受けさせるためのものです。
#staystrongkristina
レビ選手らは計4,120ユーロ(約53万円)を既に寄付。このクラウドファンディングで50,000ユーロ(約644万円)の支援額獲得を目指している。期間は7月31日までで、
寄付額は任意で、200ユーロ以上を寄付するとブレスレットやシャツなどのリターンが提供される。1,500ユーロの寄付をすると、ブレスレットとオリンピックで使用されたフレーム「レビ・ロンドン2012」が提供される。
日本からもアカウントの登録が可能で、クレジットカード(VISAorマスターカードのみ)等のオンライン支払い決済で支援が可能。