オリンピック2度の金、11の世界タイトルを持つドイツのトラック競技選手、クリスティーナ・フォーゲル(Kristina Vogel)選手が、6月26日にドイツ・コトブスでのトレーニング中に落車し重傷を負った。脊髄損傷の可能性もあり、ベルリンで手術が行われているという。

クリスティーナ・フォーゲル選手は週末にコトブスで行われる『ドイツ・グランプリ』へ出場のため、現地でチームメイトのポーリン・グラボッシュ選手らとトレーニングを行っていた。

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NYタイムスは事故時の状況を「グラボッシュ選手がトラックを離れた時にフォーゲル選手が加速、その際に突然トラックへ入って来た身元不明のサイクリストと衝突」と報じている。

via German Track Cyclist Kristina Vogel Badly Injured in Crash

ドイツ代表コーチDetlef Uibel氏は「クリスティーナの事をとても心配している。とても深刻そうだ。」とコメント。

クリスティーナ・フォーゲル選手はドイツ出身の現在27歳。2009年にも自動車との事故により重傷を負い2日間昏睡状態となるが、3年後に復帰。オリンピックで2度の金メダル獲得、世界選手権では11の世界タイトルを獲得する、トラック競技女子選手の最高峰ライダー。2016年には日本のガールズケイリンへ出場していた。