ナショナルチームメンバーの結果

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12R 決勝

発走予定 16:30

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 佐藤慎太郎 福島/78期
2 2 犬伏湧也 徳島/119期
3 3 古性優作 大阪/100期
4 4 諸橋愛 新潟/79期
5 渡部幸訓 福島/89期
5 6 河端朋之 岡山/95期
7 南修二 大阪/88期
6 8 小松崎大地 福島/99期
9 和田健太郎 千葉/87期

並び予想

小松崎-佐藤-渡部
古性-南
犬伏-諸橋
和田
河端

1番車:佐藤慎太郎

準決勝(10R)3着

Q:準決勝は新山響平選手、成田和也選手との連携でした。組み立てに関してはどのように考えていましたか?

いつも通りでした。レースも、いつも通りの響平のスタイルでしたね。良いペースで行っていましたし、3コーナーで後ろを確認した時はまだ古性が来ていなかった。響平と一緒に決勝に行けるかと思ったんですが、古性と南が強かったですね。古性の判断の良さを感じました。響平もかかっていたし、相手が古性じゃなければ3着までに入れていたと思います。勝ち上がりには巡り合わせもありますね。

Q:3走して感触はいかがですか?

良いと思います。良いというか……いつも通りの、悪くはないという感じですかね。響平を決勝に乗せてあげたかったです。でもこれは仕方ないので、次も頑張ってもらって、サポートできればと思います。

Q:決勝に向けて整える部分は?

特に変えるところはありません。ストレッチして身体の疲れを取って、雨に濡れた自転車をしっかり拭きたいと思います。

2番車:犬伏湧也

準決勝(12R)3着

Q:準決勝、初手はどのように考えていましたか?

松浦(悠士)さんと「前は嫌」という話になっていました。中段くらいが良いなかなあと思ってたんですが、(スタートの睨み合いの後に)そのようになってくれたので良かったです。

Q:後ろから東北勢がどのように来るか、が気になるところだったかと思います。

そうですね。ジャンのところで激しい切り合いになって、そこで体力を消耗した部分はありました。

Q:松浦選手と雨谷一樹選手が絡む場面もありました。

そこは余裕なくて、出切ってからは「来られないようなスピードを維持しながら、ゴール前まで粘れる競走ができれば」と思っていました。僕は僕の役割を精一杯やっていた感じでした。

Q:昨日(2日目)、今日(3日目・準決勝)と雨で、今日は一段と気温も下がっていました。影響はありましたか?

あったかくなって欲しいですね(笑)気温差が激しいと疲労の要因にもなりますし……あったかくなって欲しいです。

Q:今年3回目のG1決勝です。3走して調子・手応えはいかがですか?

後ろに支えてもらってるのでなんとも言えない部分はありますが、最低限の着で決勝に上がれていますので、そこはプラスに捉えていいかなと思います。今日はしっかり寝て、決勝に備えます。

3番車:古性優作

準決勝(10R)1着

 Q:準決勝は中団からでした。

思うような場所が取れたと思います。新山(響平)くんもすごいピッチで走っていたので、痺れましたね。仕掛けどころについては、2車だったので引いていくか、でも引いたところに単騎に入られるのも嫌で……すごく難しい判断でした。力を出し切ったとは言えません。

Q:バックのところで岩本俊介選手が追い上げてきましたが、周りの状況は見えていましたか?

音でわかりました。

Q:自転車の進みなどは?

今日自転車をいじったんですが、よくない感じでした。このあと微調整したいと思います。フレームはとりあえず、今のまま行きたいと思います。

Q:身体的な感覚は?

気温の変化による違いはありません。

4番車:諸橋愛

準決勝(11R)2着

Q:準決勝は眞杉匠選手に任せてのレースでした。どのような作戦でしたか?

もうちょっと遅めで出られれば、距離も短いので良い感じで駆けられると考えていました。でも初手が難しかったですね。早めに出ちゃったので「どうすっかなあ」という感じでした。あれがホームくらいだったら出させても良かったんですが、最終バックだったので。もう横に並んでたので番手の仕事もできないなと思い、切り替えることを頭に入れたんですが、それが良かったのかなと思います。

Q:踏み込んだ時の伸びはどうでしたか?

前回よりは良いです。

Q:声援もすごかったと思います。

地元で、力が出るのも大きいと思います。盛り上がっていたなら良かったです。地元のG1ということでここに照準を合わせてきたし、「出場選手108人の中で僕が一番準備してきた」と思うくらい準備してきました。結果の出る出ないは仕方ないことですが、良い方に転べば……転んじゃダメですね(笑)転がっていけば良いと思います。

決勝に乗るからには、可能性が1%でもあれば狙っていきたいと思います。落ち着いていきたいです。自転車は、今ある中ではほぼ完成形。初日同様の能力が出せれば十分戦えると思います。

5番車:渡部幸訓

準決勝(12R)2着

Q:準決勝はスタート牽制が入って後ろからでしたが、どのように考えていましたか?

初手1番前は作戦の中になかったし、小松崎さんも佐々木(雄一)さんも出る気配がなかったので、自分もそれに合わせました。自分は赤板(残り2周)すぎから前がどうなってるかわからなかったので、動き出しに遅れないよう集中していました。

Q:バックでの追い上げ、ついていていかがでした?

かかりは良かったんですが前団がかなり遠く見えたので、届くどうか半信半疑でした。でも大地さんはずっとこれまで伸びてくれたので、自分も離れずついていけばいけるかなと、最後は思い切ってハンドルを投げてみました。

Q:G1の決勝は初めてですよね?

はい、初めてです。「ようやくここまで来れた」、かなり嬉しいです。G1メンバーの中でもある程度戦えてるなとは思っていたので、チャンスさえ巡ってくればモノにしたいと準備はしていました。

Q:3走されて手応えは?

調子は初日から引き続き良いです。自転車には手を加えず、3日間の疲れをしっかり取って決勝に臨みたいと思います。

Q:福島からは3人勝ち上がりました。

福島の3番手として、3番手の仕事をして周りの先輩方を盛り立てていきたいと思います。

6番車:河端朋之

準決勝(11R)3着

Q:準決勝を振り返っていかがですか?

レースは細切れで、僕も単騎だったので決勝に上がれるイメージがあまりありませんでした。何とか3着に入れて良かったです。準決勝に関して言えば、どのラインよりも伸び伸びと脚を溜められて走れたと思います。他のラインが脚を使っている中、自分だけ溜められたように感じます。

下手についていって内に粘られて自分が切るよりは、溜めて溜めて最後仕掛けるラインについていければ、と考えていました。でも最後(渡邉)一成さんについていけなかったのは失敗だったなと思います。その3番手についていって、最後まくるようなイメージだったら2着までいけたかもしれません。臨機応変な対応や脚力が伴っていなかったなと感じます。

Q:踏んだ手応えはいかがですか?

踏んだ距離自体が短かったので、その中でのスピードはきちんと出せたと思います。

Q:初のG1決勝です。

「やっと乗れた」というところです。「もう1回勝ち上がれ」と言われてもできるかどうか、と思うんですが、ただ上がったからにはしっかり決勝頑張りたいと思います。しっかりやれることをやりたいと思います。

Q:決勝に向けてどのような準備をしますか?

特に変えることなく、体調だけきちんと整えたいと思います。

7番車:南修二

準決勝(10R)2着

Q:準決勝は古性選手との2車のラインでしたが、作戦はどのように?

全部任せていました。前でやり合っている場面でも、追走に集中していました。優作は絶対仕掛けるので、連携を外さないようにと考えていました。

Q:古性選手が踏んだところで外に岩本俊介選手がいる場面もありました。

うまく回避できたと思います。前も強い選手がいたので、しっかり踏み込んでどこまで行けるか、という感じでした。

Q:3走してみて感触は?

良いと思います。一時期よりはだいぶ戦えるようになりました。今日は気温がだいぶ下がりましたが、気になる影響はありません。明日(決勝)に向けては体調管理のみ気をつけます。

8番車:小松崎大地

準決勝(12R)1着

Q:準決勝はスタート牽制が入ったレースでしたが、ご自身としてはどのような組み立てを考えていましたか?

勝つパターンがすごく少ないと思っていたので、とてもこだわりました。大体は予想通りで、あとは持ち味を発揮するだけだと考えました。

Q:ジャンのところで踏み合いもありました。前の攻防は冷静に見ていた?

はい、雨谷くんの動きは想定していましたし、やらないなら自分がやっていました。おおよそ思っていた通りでした。

Q:ご自身が仕掛けたところでのスピードの乗り、踏み出しはいかがでしたか?

全員が消耗戦になっていたので気持ちの勝負だと思いました。前の動きや表情、すべて見えていたので「いける」と思いました。

Q:決勝は福島3人となりました。

自力で頑張りたいと思います。

9番車:和田健太郎

準決勝(11R)1着

Q:準決勝は郡司浩平選手と連携してのレースでした。どのような作戦でしたか?

「取れた位置から」と思っていたんですが、一番後ろは想定外でした。僕が判断ミスしてしまって後ろになっちゃったんですが、浩平はいつも自分のミスをなんだかんだ言ってカバーしてくれるので。浩平が仕掛けるタイミングをしっかり見て、サポートするところはしよう、と考えていました。

Q:三谷竜生選手が巻き返してきて郡司選手を追い上げる形になりました。

そこが勝負どころだったと思います。もしあそこの位置を取りきれていれば浩平はまくれたんじゃないかと思うんですよね。結構内側に行って、落車しそうになっていましたね。「ずっと内を踏んでも危ない」と浩平も判断したんだと思います。浩平の仕掛けるタイミングを見ていました。

Q:その後はコースをこじ開ける感じでした。

浩平には本当に、言えないくらい世話になってますので。浩平が踏んでない方に行こうと思った結果が今日(準決勝)の着でした。

Q:脚の状態はいかがですか?

ここ何場所か言ってるんですが、出来はものすごく良いわけじゃない。でもここまでくる(3連勝)と他の選手に失礼になってくるので、悪くはないんだと思います。ただ自分の実感としてはあまりないです。3場所前くらいから新車を使って、ちょっとずついじっていく中で、ちょっとずつ精度が上がっているのかなとは思います。

 

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