2018年6月14日~17日、第69回高松宮記念杯競輪(G1)が大阪・岸和田競輪場で開催される。
高松宮記念杯競輪とは
高松宮記念杯競輪は2010年までは滋賀県大津市の大津びわこ競輪場で開催されていた。滋賀県の競輪場選定地が近江神宮の外苑にあり、近江神宮に縁のある高松宮宣仁親王に賜杯の下賜を請願・承諾いただいたため、この名前がついたという。ファンや選手の間では親みを込めて「宮杯(みやはい)」と呼ばれている。
唯一の東西対抗戦
他のG1レースにはない特徴として、高松宮記念杯は「東西対抗」で争われる。2018年は3日目の準決勝までは東と西でそれぞれ勝ち上がり、決勝で東西の勝ち上がった選手がぶつかるという形式がとられる。
今回の高松宮記念杯競輪は久しぶりにS級S班の選手が揃って出場予定だ。早速、注目選手と出場レースをチェックしていこう。
11R S級東特選
出場選手
2016年、2017年の覇者新田祐大(福島/90期)をはじめ、東側のS級S班が勢揃いする予選11R。岸和田競輪の高速バンクで新田選手が3連覇なるか。
12R S級西特選
出場選手
注目は史上7人目の日本選手権連覇という偉業を成し遂げた三谷竜生(奈良/101期)、そしてモスクワグランプリ2o18の男子スプリントで日本新記録を更新した脇本雄太(福井/94期)。脇本は日本選手権で驚異的な先行力を見せたこともあり、タイムの出やすい岸和田バンクで先行逃げ切りで勝利を掴むのか注目したい。
高松宮記念杯競輪特設ウェブサイト:http://www.chalionkun.com/miyakinenhai69th/