「ワットバイク選手権」開催!
「ワットバイク リレー」のルールはシンプル。2チームに分かれ、それぞれのチームで1人1分ずつワットバイクを漕ぎ続ける。
漕いだ距離はバーチャル上で計測され、チーム全体でより長い合計距離を漕いだ方が勝ち。
「1分間もがき対決」いざスタート!
1人ずつ1分間の走行距離を計測する「ワットバイク リレー」。両チームのトップバッターを勤めたのは、自転車経験者と20代社会人の参加者。
最初は少し離れた位置から応援していた参加者たちだったが、選手が交代していくごとにボルテージが高まり、思わず間近で声援を贈るように。
1分間のもがき合いを終えた直後もチームを全力で応援する参加者に対し、「座って休んでも良いんだよ……」と思わず声を掛けるスタッフ。
「ワットバイク リレー in 平塚”検車場”」を制したチームにはプレゼントのサプライズも。雨のなか急遽行われたトレーニングだったが、最後まで笑顔溢れる時間を過ごした。
トラック競技の練習も
午後になって天候が回復してくると、再びバンクへ。午前中までの基礎的なトレーニングに加え、トラック競技の実践的な練習でもある「200mフライングタイムトライアル」や「スタンディングスタート」の練習も実施された。
「200mフライングタイムトライアル」はトップスピードで200mのタイムを測定するもの。バンクの傾斜を利用して、助走を付けた状態から200mの計測区間を走る。トラック競技のスプリント種目では予選のタイム測定として実施される。助走でいかに加速し、トップスピードをいかに維持できるかが鍵。
一方の「スタンディングスタート」はペダルに両足を固定し、静止した状態で一気にスタートするもの。競輪のほか、様々なトラック競技種目のスタート方法。特にスタートダッシュが鍵となるチームスプリントなどでは重要となる技術だ。
最初は「コワいっ!」と思わず叫んでいた参加者も、回数を重ねるごとにタイミングを掴めるようになる。指導者がいる環境でのトレーニングだからこそだろう。
なお、この午後のプログラムには現役競輪選手(尾崎睦、佐藤亜貴子、柴田健)の姿も。3選手とキャンプ参加者との交流は別の記事にてお伝えしている。
「もし競輪選手になったらバイク誘導するよ!」現役競輪選手による特別トークショー開催『トラックサイクリングキャンプ in 平塚競輪』潜入レポート