参加者へインタビュー
本キャンプの参加者に、応募したきっかけやキャンプで学んだこと、競輪選手の魅力などについてお話を伺った。
前回は初心者クラス、今回は経験者クラスへ
2022年に初めてトラックサイクリングキャンプに参加しました。競輪が大好きなお父さんに勧められて、若干いやいや参加したんですが、楽しくて。今回は3回目です。初めて参加した時は初心者クラスでしたが、今回は経験者クラスに混じって走りました。
前よりも速い人が多く、付いていくのが大変でした。もっと脚を付けれるようにがんばりたいです。
私の家の近くには競輪場があります。競輪場に行けば頻繁にレースを見れるのが、競輪の魅力です。
身体のケアも大事
兄が競輪の養成所に通っていて、自分も興味を持ち参加しました。練習だけでなく、身体のケアも大事ということを学びました。
全日本トラックも見に行った!
1年前のトラックサイクリングキャンプに参加し、楽しかったのでまた参加しました。
2023年の全日本トラックも見に行って、バスツアーで養成所の施設も見学しました。とても急な250mバンクが印象的でした。平塚競輪場で走れて楽しかったです。
めちゃ怖かった、でも……
インスタを見て応募しました。普段速い自転車に乗ることがないので、ピストバイクに初めて乗ってめちゃ怖かったです。でも2日目には乗れて、イケた!って感じでした(笑)
走るのがとても楽しかったです!初めて競技用の自転車に乗る他の参加者の人とも仲良くなれました。
野田コーチ「楽しみを見つけてほしい」
2日間『トラックサイクリングキャンプ in 平塚競輪』の講師を務めた野田尚宏コーチにも話を伺った。
Q:今回のキャンプはどうでしたか?
雰囲気がとても良かったです。この2日間でチームワークが生まれていましたね。参加者の中には中学生や高校生に加えて、大学生や社会人の方もいたので、歳上の方が率先してトップバッターを務めたり、自らリードしているように見えました。
初日には上手くピストバイクに乗れない参加者もいたのですが、声を掛け合って、上手く乗れた時には皆で喜んだり褒め合ったりしていました。参加者同士で協力して楽しく自転車に乗ってもらうこともプログラムの一環としているので、そういった面でとても良いキャンプだったと思います。
Q:自転車に乗るのが楽しいから参加しているという方もいました。
そういった参加も大歓迎です!ちょうど1日目の講義でその話をさせていただきました。
自転車に乗ることを楽しんだり、記録を伸ばすことにやりがいや達成感を感じたり……心理学の分野では”内発的動機付け”と呼んでいますが、そういった側面がないとスポーツを長く続けていくことが難しかったりします。ですので参加者の方にはまず「楽しみを見つけてほしい」と最初にお伝えしました。
親御さんに勧められての参加なども、もちろんきっかけとしては素晴らしいです。でも続けていくためには「楽しさ」や「目標」をぜひ見つけてほしいですね。
「少しでも興味があれば是非!」
Q:まだ来たことのない方や、参加するにあたり悩んでいる方にメッセージをお願いします。
来てみたら、絶対楽しいと思います!
他の初心者の方と一緒にピストバイクに乗れる機会はそうそうありません。他の参加者の方と仲良くなって、同じ悩みなどを相談できる機会もあるでしょう。少しでも興味があれば是非参加してみてください!
このキャンプは実績もありますので、これからもバージョンアップを重ねてより良い体験をしてもらえるキャンプにしていきます。
まずは楽しむことから。そしてゆくゆくは、児玉碧衣選手や太田りゆ選手などのように、トラックサイクリングキャンプをきっかけに、競輪選手やトラック競技選手を目指す方が出てくれば良いなと思っています。
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