2023年6月18日(日)、大阪の岸和田競輪場にて『高松宮記念杯競輪(G1)』の決勝戦が実施された。

東西勝ち上がり戦で実施される今開催を制したのは古性優作。初日のレースで落車に遭うも屈強を乗り越え、地元のG1で2連覇を達成。そして2023年2つ目のG1タイトルを手にした。

本年より6日制・5走にレース形態の変わった本開催。レースの模様とレース後の選手コメントをお届けする。

12R 決勝戦

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 脇本雄太 福井/94期
2 2 郡司浩平 神奈川/99期
3 3 佐藤慎太郎 福島/78期
4 4 山田庸平 佐賀/94期
5 松浦悠士 広島/98期
5 6 松井宏佑 神奈川/113期
7 古性優作 大阪/100期
6 8 稲川翔 大阪/90期
9 新山響平 青森/107期

ライン一覧

新山-佐藤
松浦-山田
松井-郡司
脇本-古性-稲川

レースレポート

先頭を取ったのは脇本-古性-稲川の近畿ライン。松浦-山田、松井-郡司、新山-佐藤と各ラインが続いていく。

残り2周、最初に動きを見せたのは新山。連携する佐藤とともに先頭を目指すが、脇本は位置を譲らない。

新山-佐藤の北日本ラインは一旦引いて、6番手の位置まで下がる。

依然として近畿ラインが先頭で残り1周を切る。松浦-山田、北日本ライン、南関東ライン(松井-郡司)の並びだったが、残り半周で松浦が加速。

外から捲ろうとするが、古性が強烈なブロックをかける。後方では新山が外から、佐藤が稲川・山田の間を縫うような形で先頭を目指す。

最終ストレートで一気に横広がりになった選手たち。脇本の番手から飛び出した古性が1着でフィニッシュ、2着には選手たちの間を縫って上がった佐藤が入り、3着に稲川となった。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 7 古性優作 11.2 差し
2 3 佐藤慎太郎 1車身1/2 10.8 差し
3 8 稲川翔 1/4車輪 11.2
4 5 松浦悠士 1/2車身 11.3
5 4 山田庸平 1/2車輪 11.2
6 1 脇本雄太 1 車輪 11.6 HB
7 2 郡司浩平 1/2車輪 10.7
8 6 松井宏佑 1車身1/2 10.9
9 9 新山響平 1/2車身 11.3

選手インタビュー

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