初年からガールズグランプリを開催
2012年7月よりスタートし、ファンからの好評も獲得していったガールズケイリン。
その魅力をさらに発信し、競輪の活性化に寄与することを目的として、同年12月28日に「ガールズグランプリ」が初開催されることとなった。
ガールズケイリン開始からわずか5ヶ月足らずで実現した「ガールズグランプリ2012」へは、33人の1期生（102期）の中から現在と同じく7人が出場。しかし年間獲得賞金額を基準とする2022年現在と異なり、初開催時では平均競走得点の上位者が選抜され、年末の大舞台を駆け抜けた。
初代優勝者は小林莉子（東京・102期）。地元東京の京王閣競輪場で、副賞を含む優勝賞金500万円を勝ち取った。
KEIRINグランプリ2013特設サイト, KEIRIN.jp ガールズグランプリ2012選考方法
平塚競輪場はガールズケイリンの聖地？
「KEIRINグランプリ2022」シリーズの開催地となった平塚競輪場。
競輪の聖地は、初めてレースが開催された小倉競輪場だが、ガールズケイリンが初めて開催されたのは平塚競輪場だ。
2012年7月1日〜3日にかけて平塚で開催されたF1ナイターが、記念すべきガールズケイリンの初レース。後に初代女王に輝く小林莉子が初優勝を飾っている。
開幕から10周年を迎えた2022年7月には「ALL GIRL’S 10th Anniversary」と称し、ガールズ選手だけが出場する12R・3日制の開催が史上初めて実施された。本開催が行われたのも、平塚競輪場。
平塚競輪場はまさに「ガールズケイリンの聖地」と呼ぶにふさわしい場所。10回目、平塚競輪場で開催される「ガールグランプリ2022」。本レースへの思いを例年より強く抱いている選手やファンは多いかもしれない。
【決勝レポート】歴史に残る10周年記念「グランプリ以上のレースに」／ALL GIRL’S 10th Anniversary・平塚
年末は『KEIRINグランプリシリーズ』へ！
本記事では「ガールズグランプリ」の歴史や成り立ちを、ガールズケイリン開幕時まで振り返り、簡単にご紹介してきた。
選手はもちろん、競輪場や歴史などについても深掘りすると、違ったドラマが垣間見えるかもしれない。競輪におけるそれぞれの頂点を決める「KEIRINグランプリシリーズ」は、競輪を観戦する上で自分の楽しみ方を見つける絶好のチャンス。
ぜひお見逃しなく、ご覧いただきたい。
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