2022年7月16日(土)から18日(月・祝)の日程で、岡山県・玉野競輪場にて開催されるナイター競輪最大の祭典『第18回サマーナイトフェスティバル(GⅡ)』。
S級S班に所属する9人の全選手が出場し、自転車トラックナショナルチームからは新山響平や小原佑太が出場する。
同開催内には、ガールズケイリン特別レースの1つである『ガールズケイリンフェスティバル2022(F2)』も実施され、ナショナルチームからは佐藤水菜、太田りゆ、小林優香、梅川風子、内野艶和の5人が出場予定。
この記事では、初日に行われる特別選抜予選、およびナショナルチームメンバー出場レースの並び予想をお届けする。
1R
発走予定 15:15
車番 | 選手名 | 府県/期別 |
1 | 児玉碧衣 | 福岡/108期 |
2 | 石井寛子 | 東京/104期 |
3 | 坂口楓華 | 京都/112期 |
4 | 荒牧聖未 | 栃木/102期 |
5 | 内野艶和 | 福岡/120期 |
6 | 梅川風子 | 東京/112期 |
7 | 尾崎睦 | 神奈川/108期 |
1番車:児玉碧衣
Q:前回の平塚オールガールズでは同着ではあるものの、優勝の結果でした。振り返っていかがですか?
初日と2日目に11秒5のタイムも出てたし、決勝戦でもアジア選手権でメダルを獲ったサトミナと同着だったので、自信になりましたね。
Q:そこから10日ほどありましたが。
オールガールズが終わってから1年ぶりにマッサージに行ったんです。その後の練習ではかなり状態が良くなってて、マッサージによって激変した感じがあります。しっかり練習もしてきましたし、あとは自信を持って走るだけだと思っています。
Q:今開催にかける意気込みはどうでしょう?
サマーナイトだけは獲ったことのないタイトルです。本開催に限ってはチャレンジャーな気持ちで挑みたいなと思ってます。
Q:前回の平塚開催で2022年前半が終わりましたが、前半終了時点で賞金ランキング2位。ご自身ではどのように評価されていますか?
あまり気にしてないんですが、コレクションを獲ってない割にはしっかり稼げてるのかなと。この調子で頑張りたいと思います。
初日は自信を持って走ることを心がけたいです。
2番車:石井寛子
Q:平塚のオールガールズを振り返っていかがでしたか?
オールガールがすごく楽しくて……今日男子がいっぱいで違和感があります(笑)
Q:2022年の前半を通して、ご自身の評価はどうでしょうか。
厳しい戦いになると思うんですけど、このまま頑張りたいなと思います。初日は自在にいきます。
5番車:内野艶和
Q:久しぶりの開催ですが、お気持ちはいかがですか?
本当に……いつぶりだろう、めっちゃ久々の出場になります。出場メンバーも強い選手ばかりなので、もちろん緊張もしてます。怪我をしないように気をつけながら、あまり気負いすぎずに、のびのびと走りたいなと思います。
Q:ガールズケイリンの選手としての内野選手の活躍を楽しみにしている、ファンの方へ一言お願いします。
ちょっと不安もありますが…でも、楽しんで走りたいです。少しでも車券に貢献できるように、全力を尽くします。
6番車:梅川風子
Q:前回の平塚オールガールズが2ヶ月ぶりの競輪への参加でした。その辺りまでの期間をどのように過ごされていたんでしょうか?
平塚まではネーションズカップカナダ大会(第2戦)に出て、アジア選手権の時は日本に残っていました。その間はトレーニングだけをして、平塚を迎えた感じです。
Q:平塚は準優勝の結果でした。
走っていなかった間が長かったので不安が大きかったんですけど、走っていくにつれて徐々に良くなっていく感じもありました。ここに向けて良い走りができたのかなと思います。
Q:平塚が終わってからはどのように過ごされましたか?
2週間ぐらいですが、ナショナルチームでトレーニングしてました。平塚くらいの感触はあるかな、と思います。
Q:久しぶりの大きなレース。意気込みはいかがでしょうか?
2週間前に平塚の10周年の、本当にお祭りのような素晴らしいレースに参加できましたし、そのアツい雰囲気のままで迎えられていると思います。心も体も充実してるのかなと思うし、サマーナイトは自分の好きな大会でもあります。相性も良いのかなと思うので、楽しみに頑張ります!
2R
発走予定 15:40
車番 | 選手名 | 府県/期別 |
1 | 太田りゆ | 埼玉/112期 |
2 | 大久保花梨 | 福岡/112期 |
3 | 尾方真生 | 福岡/118期 |
4 | 柳原真緒 | 福井/114期 |
5 | 小林莉子 | 東京/102期 |
6 | 鈴木美教 | 静岡/112期 |
7 | 南円佳 | 鹿児島/116期 |
1番車:太田りゆ
Q:国際大会が続いていましたが、感触はいかがでしたか?
ネーションズカップもアジア選手権もスプリントもしくはチームスプリントで出場してて、ケイリンでの出場はないのでその辺の感触はわからないんですけれど、スプリントに関してはすごく手応えがあるし、結果も残せています。
Q:アジア選手権から間がない中でのオールガールズへの出場でした。
あまり調子が良くない中での3日間でした。2日目は、自分としては調子が悪い感じではなかったんですが、久しぶりに負けてしまって。タイミングが少しずつ色々なところでずれてしまって狙っていた捲りが不発だったんですけど、ちょっと自信がなかったり焦ってしまったのが要因だったのかなと思います。
前回の平塚よりはしっかり練習して入れているので、焦らずしっかり自分のタイミングで走りたいと思います。
Q:体調面はいかがですか?
平塚の時はむしろあまり良くなかった状態だったので、今の方が良いんじゃないかと思います。
Q:玉野は何回か走られていて、割と結果が良い印象があるんですが、ご自身としてはどうでしょう?
特に印象のないバンクが私にとっての良いバンクのイメージだと思います。走りにくいということも特になく、しっかり自分の力を発揮できるのかなと感じます。
Q:初日はどのように戦いますか?
捲り一辺倒にはならないのかなと思います。展開次第では長い距離もあるのかなと思いながら、なんでもやるつもりでレースを進めていこうと思います。
3番車:尾方真生
Q:2022年の前半戦が終わりました。今開催の意気込みは?
内容もしっかり重視した走りをしていきたいと思うので、このまま継続して頑張れたらいいなと思います。初日はしっかり自力で頑張ります。
4番車:柳原真緒
Q:平塚の3日間を振り返って、ご自身の手応えはどうですか?
初日が2着で、車券を買ってくださった方に本当に申し訳ない気持ちで2日目3日目を過ごしました。
Q:その後はしっかり結果を残されましたね。
コレクションと違って、勝ちに行って勝てたのが良かったと思います。
Q:コレクションから数えると5連続優勝。ダービーから2ヶ月経って、ご自身での手応えはどうですか?
手応えはそんなに感じてないですが、負けられないなという気持ちで走っているだけです。今年の前半戦は何走か失敗したこともありましたけど、それもありつつ賞金1位で通過できたことはよかったですし、これかもう半分あるので、本当に気を引き締めなければという気持ちです。
Q:本開催への意気込みは?
サマーナイトでは決勝に乗ったこともないですし、あまり良い成績で終えられたことがありません。まず決勝に乗りたいなと思います。
3R
発走予定 16:05
車番 | 選手名 | 府県/期別 |
1 | 吉川美穂 | 和歌山/120期 |
2 | 久米詩 | 静岡/116期 |
3 | 小林優香 | 福岡/106期 |
4 | 奥井迪 | 東京/106期 |
5 | 山原さくら | 高知/104期 |
6 | 林真奈美 | 福岡/110期 |
7 | 佐藤水菜 | 神奈川/114期 |
3番車:小林優香
Q:オールガールズの前には競技の大会が続いていました。
ネーションズカップのケイリンではとても良い状態で、レースの展開も自分で作って走ることができました。優勝を狙える位置から落車に巻き込まれた結果の銅メダルだったので、残念な気持ちはとてもあります。
アジア選手権はネーションズカップの2週間後で、ネーションズカップの怪我がある中でもしっかり集中して準備したんですが、時速80km超での落車は、自分が思っているよりダメージが大きかったみたいです。
Q:そこからの平塚ですが、3日間振り返っていかがでしたか。
アジア選手権終わってすぐということもあったので、状態的にあまり良くなかったというのはあります。でも3日間走り切れたのは、ひとつ良かったことだなと。
Q:では今開催、コンディションなどはいかがでしょうか。
平塚のオールガールズの後にコーチと相談して、1週間休みをもらって怪我の治療に専念しました。地元の方でサマーナイトに向けての練習も少し行って、直前の2、3日はナショナルに戻って練習をしています。
Q:初日の戦い方を教えてください。
サマーナイトは3回優勝している大会でもあります。もう一度女王に返り咲くために、初日からしっかりギアを入れて、自力自在でなんでもする覚悟で頑張りたいと思います。
5番車:山原さくら
Q:13連勝中です。2022年上半期の手応えはいかがでしょうか?
私は平塚オールガールズも出走していないですし、形としては13連勝になっているんですけど……1着は獲れてるけどまだまだ上があるなと思っています。
Q:そうなるとこのビッグレースは自分の力がわかる良い機会でもあります。
そうですね。サマーナイトの舞台で走れることは嬉しいですし、年々ガールズのレベルが上がっていく中で、本当に一番良いメンバーじゃないかと思うくらい濃いと感じます。なかなか結果を残せて来れていないので、今回はしっかり結果を残せるように、決勝まで進めるように、と思います。
Q:上半期は賞金ランキング6位の位置で終えました。勝利回数は38勝と、ガールズ全体で2番目。この辺りはどう感じますか?
2番目っていうのは今初めて知りました(笑)これは素直に嬉しいですね。
良いメンバーが揃っているので、後手を踏まないよう、自分の脚が持つ仕掛けをしていきたいと思います。
7番車:佐藤水菜
Q:平塚オールガールズの前にも国際大会で結果を残してきましたが、振り返っていかがでしょうか。
アジア選手権前のカナダでは、敗者復活戦回りで準決勝に進めました。自分の中ではベストな状態で走れて、その気持ちのままアジア選手権を迎えて、ケイリンのタイトルを獲ることができたので、良かったなと思います。
Q:そこから平塚で優勝されました。
3走ともしっかりとした手応えはありましたし、疲れている状態の中でしたけどしっかりやることができました。練習量とかそういったものも含めて、しっかりリカバリーができたと思います。
Q:練習はいかがですか。
ナショナルチームで疲れが残るくらいにはしっかり練習してきました。