2018年3月22日・23日に、伊東競輪場で行われた第113・114回日本競輪学校卒業記念レースの男子は113期の藤根俊貴(岩手)が優勝。全日本選手権オムニアム2016優勝の小林泰正(群馬)が2着、3着は宮本隼輔(山口)。

最終周回を迎え、先頭の3番黒沢征治(埼玉)を4番曽我圭佑(熊本)が追走、その番手に5番藤根俊貴。7番宮本隼輔(山口)も捲り、曽我、藤根、宮本が争う。最終直線では2番小林泰正(群馬)が捲り、最後は藤根、宮本が並ぶようにゴールを切ったが、藤根の粘り勝ちとなった。

レース結果

1着 藤根俊貴(岩手)
2着 小林泰正(群馬)
3着 宮本隼輔(山口)

藤根俊貴(中央) 小林泰正(左) 宮本隼輔(右)

藤根俊貴(中央) 小林泰正(左) 宮本隼輔(右)

男子決勝メンバー

男子決勝メンバー (上段左から)小林泰正(群馬)・藤根俊貴(岩手)・宮本隼輔(山口)/(下段左から)黒沢征治(埼玉)・嵯峨昇喜郎(青森)・曽我圭佑(熊本)・橋本瑠偉(佐賀)・佐伯亮輔(岡山)・上田尭弥(熊本)

ダイジェスト動画

藤根俊貴「目標はG1優勝」

藤根俊貴

結果は満足も、内容は心残り

結果は満足ですが、内容は良くなかったので、そこは心残りです。3番黒沢征治生徒の先行で、その番手争いになると思い、そこで混戦したところで一気に出ようと思っていました。しかし自分より先にいた生徒が先に出てしまったので、それに乗っかって行くしかないなと思って出ました。

デビュー後はG1優勝目指す

大学時代はレースを読む力はあったのですが、脚自体の力がなかったので、競輪学校では自脚をしっかり強化しようと思っていました。師匠(佐藤友和選手・岩手/88期)も自分の考えを尊重してくれたので、やりやすかったです。

デビューしてからの目標は、先行もできて、後方からの捲りも決められる選手になっていこうと思います。目標はG1優勝です。

橋本英也「競輪学校のおかげで中距離のスピードに磨きがかかった」/日本競輪学校第113・114回卒業記念レース