6月1日から3日にかけて川崎競輪場にて開催されていた『ジャパンカップ×HPCJC』。収益の一部HPCJCの支援に充てられるこの開催は、元ナショナルチームの脇本雄太の完全優勝で幕を下ろした。

その開催3日目、決勝レースの日。

その日は午前中は良いお天気だったものの、昼過ぎから川崎周辺はにわか雨となっていた。しかし雨雲は過ぎ去り、第9Rあたりでは太陽が顔を覗かせるまでになっていた。

川崎競輪場 ,ジャパンカップ×HPCJC

しかし16時を回り、最終レースが近づくにつれ雲行きが怪しくなる。脇本が「(僕に不利になる)いい風」と皮肉を込めて言っていた、強い風が吹き始めた。

レース15分前の強風

レース直前ともなると、決勝戦出場メンバーは検車場を後にし、待機場所に向かってしまう。取材エリアが検車場のみに制限されているため、この時間は「微妙に暇」なタイミングだ。

そんな時、換気のために開けられているドアから強い風が吹き込んでいることに気づく。「また雨が来るのだろうか?」と外に出てみると、真っ直ぐ立っていられないほどの強風に見舞われる。

川崎競輪場 ,ジャパンカップ×HPCJC

なんと、走り終わった選手がクールダウンするエリアに張られたテントが風で浮いてしまうほど!

駆けつける職員たち

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