2022年5月3日より開催されている『日本選手権競輪（G1）』、通称「競輪ダービー」。開催5日目となる5月7日、9R〜11Rにて準決勝が開催された。本記事では準決勝11Rで1〜3着となり、決勝に駒を進めた選手のインタビューを掲載する。
11R
古性優作（大阪）、脇本雄太（福井）、東口善朋（和歌山）が近畿ラインのワンツースリーで決勝戦へ進出となった。
1着・古性優作
Q：本日のレースを振り返ってどうでしたか？調子は？
初日、2日目を走り、疲労が溜まっていたのでどうなるかなと思っていました。でも昨日の休みを良い感じで過ごせて、ここにきて調整がハマってきたかなと感じます。今日は本当に日本選手権にふさわしいような体調でしたし、明日も楽しみです。ちょっと遅いですが、ギリギリ間に合ったかなという感じです。
Q：バンクとの相性は良いですね？
抜群じゃないですかね。でも相性というか、脇本さんが頑張ってくれて、東口さんも内を締めてくれて、自分は本当に安心して走れたかなと思います。
Q：決勝でももちろん同じですか？
脇本さんの後ろで集中して、近畿のラインで上位を決められればと思います。
2着・脇本雄太
Q：今日のレースの組み立てはどう考えていましたか？
後ろ受けにすんなりなるとは思っていなかったので、その辺りは意外でした。簡単には前に出させてくれないという展開だったのですが、力でねじ伏せる形を取れて良かったと思います。
Q：他の選手たちが脇本選手を後ろに位置させようとしていましたね？
特に新山（響平）選手がナショナルチームで活動している仲間ですし、一層警戒してくるなと思っていました。残り1周半で新山選手の番手を獲ろうと思っていたのですが、ラインで決めるためには前で踏まなければという気持ちもありました（結果は前に出た）。
精神的な部分では良くなってきていると思いますが、脚の状態にはまだまだ満足するところではないのかなと思います。
Q：ここまで開催期間を通じていかがでしょうか？
予選からスタートして、徐々に緊張感が高まってきた中での今日のレースでした。調子が上がっているように見えると思いますが、自分自身へのプレッシャーに打ち勝ってのレースだったと思うので、決勝では、より一層の緊張感をもって戦いたいと思います。
Q：決勝ではどのようなレースを見せたいですか？
いつも通りのレースをするだけなので、しっかり頑張りたいと思います。
3着・東口善朋
Q：今の気持ちは？
脇本、古性の後ろで走るために練習してきましたし、こうしてワンツースリーが出来て決勝で走れることが有難いです。
Q：レースが動いてからの追走はどうでしたか？
しっかり3着までに入って決勝への権利を得るようにと意識して走っていたので、3番手の仕事が出来たのかと思います。
Q：ここまでの大会での走りの感触は？
前はなかなか抜けていませんが、気持ちも脚も乗っています。
Q：明日は再び脇本選手、古性選手と走ることになりますね。
G1の決勝を走る機会は多くはないですし、決勝を走れることは光栄ですし、チャンスをモノに出来るように頑張りたいと思います。
Q：並びは今日と同じでしょうか？
はい。
