立春とは名ばかりというような寒波が続いていた、2022年2月。

2022年2月は一体どんな出来事があったのか?自転車トラック競技・競輪の話題を中心に、2月の出来事を振り返っていく。

北京オリンピックに現役競輪選手の原大智が出場

2月5日に北京オリンピックスキーフリースタイルモーグル種目が行われ、現役競輪選手の原大智が出場。原は前大会となる平昌オリンピックで銅メダルを獲得している。

結果は準決勝敗退となったが、インタビューでは「本当に感謝しかない」と語っており、平昌からの4年間を振り返った。

「光栄であり誇り」原大智、北京オリンピックを終えコメント

中野慎詞、太田海也が特別昇班

2月10日〜12日に行われたサンケイスポーツ・夕刊フジ杯で中野慎詞が、2月15日〜17日に久留米競輪で行われた開催で太田海也がA級2班に特別昇班を果たした。

1月デビューのルーキー 中野慎詞が特別昇班達成!

期待のルーキー太田海也がデビューから9連勝、特別昇班を達成

最初にKEIRINグランプリが決まったのは古性優作

昨年のグランプリ覇者が全日本選抜競輪も制す

2月20日(日)から23日(水・祝)の4日間にかけて取手競輪場で行われた全日本選抜競輪では、古性優作が優勝しKEIRINグランプリ2022への最初の切符を手にした。

先頭の太田が残り1周半で加速し、そのまま残り半周に。新田-佐藤が外側から追い上げるも松浦がそれに反応。

ここで3番手につけていた古性も一気に加速する。先頭を保っていた太田が失速し、古性・松浦・新田の勝負。ほぼ横並びの着順争い、制したのは古性となった。

KEIRINグランプリ2022一番乗りは古性優作!全日本選抜競輪(G1)最終日レース結果 /取手競輪場

東京2020オリンピック金メダリストが引退&コーチ就任

東京2020オリンピック男子ケイリンにて、脅威の大逃げで金メダルを獲得したイギリスのジェイソン・ケニー。その功績から「Sir」の称号も持つ彼が、選手引退とイギリスナショナルチームのコーチに就任することが2月24日に発表された。

イギリス最多メダル保持者 ジェイソン・ケニーが引退&イギリスナショナルチームのコーチに就任