競輪選手になる方法

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どれくらいのタイムを出せば合格なの?

2022年1月、2023年にデビュー予定の123・124期の選手候補生の合格発表が行われた(KEIRIN.jp)。

毎年合格発表の際に、選手候補生の「一般入所試験合格者の成績一覧」が公開されており、その年ごとの試験記録が掲載される。

今回は近年の記録をご紹介。なお、この記録は絶対的な基準になっているわけではなく、総合的にみて合格を決めているため、あくまで目安のひとつである。

近年の男子技能合格者の成績

1000m走行時間 200m走行時間
最高 最低 平均 最高 最低 平均
第117回 1分6秒93 1分12秒33 1分9秒94 10秒92 11秒77 11秒43
第119回 1分6秒81 1分11秒35 1分9秒83 10秒79 11秒81 11秒45
第121回 1分6秒00 1分11秒28 1分9秒53 10秒90 11秒71 11秒39
第123回 1分6秒99 1分11秒23 1分9秒77 10秒91 11秒76 11秒43
過去4回平均 1分6秒68 1分11秒55 1分9秒77 10秒88 11秒76 11秒43

1000mは「1分10秒中盤前後」を切ることが必要だろう。200mは「11秒前後」を目安にタイムを出すことが求められている。

女子技能成績一覧

500m走行時間 200m走行時間
最高 最低 平均 最高 最低 平均
第120回 37秒00 40秒26 38秒99 12秒50 13秒40 12秒99
第122回 37秒37 40秒51 38秒97 12秒49 13秒95 13秒16
第124回 36秒97 40秒72 38秒99 12秒48 13秒87 13秒26
過去3回平均 37秒11 40秒50 39秒08 12秒49 13秒74 13秒14

数値を見るとここ数年でタイムが大きく変化している……ということはないが、唯一男子1000mは若干平均タイムが速くなっていると言えそうだ。

日本競輪選手養成所 入所試験合格者成績

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