お正月も明け、寒さが厳しい日々が続く2022年1月。
2022年に始まりの月は一体どんな出来事があったのか?自転車トラック競技の話題を中心に、自転車競技や競輪における1月の出来事を振り返っていく。
早期卒業の中野慎詞、太田海也が完全優勝
積極的な走りで完全優勝
ナショナルBチーム・Dreamseeker所属の中野慎詞が、1月1日〜3日まで群馬県の前橋競輪場で開催されたティーネットエンタープライズC(F2)に出走。
1日目は完全先行で逃げ切り、続く2日目は4番手から大差をつけて1着、そして3日目の最終日は先行逃げ切りで完全優勝を果たした。
オレンジジャージに身を包み完全優勝デビュー
ナショナルBチームに所属している太田海也が、1月20日〜22日まで福岡県の小倉競輪場で開催されたA級チャレンジ戦に出走。3日間とも7番車のオレンジジャージ。
後続選手が続くも、押し切るかのように力強い走りを見せた。
競輪選手養成所の123・124期生の合格発表
2022年5月下旬に競輪選手養成所の一般入所試験の合格者発表が1月13日に行われた。
自転車競技経験者では半田誠、荒川達郎、佐藤壮志などが合格。適性試験では、陸上短距離200mの日本中学記録保持者である日吉克実や全日本実業団ベンチプレス選手権2021の63kg級2位の中瀬由真などが合格し、自転車競技外の競技歴を持った選手も入所する。
121・122回生の第3回記録会が実施
1月17〜18日、121・122回生の第3回記録会が実施され、121回生で荒川仁、村田祐樹、纐纈洸翔、治田知也、梅﨑隆介、齋藤雄行、東矢圭吾、大川剛の8人がゴールデンキャップを獲得した。
1000mタイムトライアルでは期別平均最高タイムを記録するなど、卒業を控える選手候補生の成長を垣間見ることができた。