青森といえばりんご!
「青森といえばりんご!」というイメージの方も多いはず。実際、青森駅周辺を歩くとそこらじゅうにりんごがある。
やっぱりりんごは食べときたいよね!ということで、りんごスイーツが食べられるお店を紹介しよう。
赤い林檎本店 2階パーラー
青森駅から徒歩10分程度の場所にある洋菓子店・赤い林檎。1階ではテイクアウトのケーキや、焼き菓子を販売している。ここでお土産を調達するのも良さそうだ。
そして、このお店の2階はパーラー(イートインスペース)となっており、ここでドリンクやケーキをいただくことが可能だ。
しつらえも可愛らしい2階パーラーで、アップルパイを頂いた。
赤い林檎本店で販売しているアップルパイは全部で3種類だが、一度に2種類までしか店頭には出ない。というのも、使用するりんごの時期に合わせて製造時期が限定されているためだ。
今回いただいたのは「クランブルアップルパイ」。「ふじ」という品種のアップルパイを使用したもので、秋になって「紅玉」が出るようになると「ハートアップルパイ」という別のアップルパイに切り替わる。
「紅玉」のジャムを利用したショソン・オ・ポムは通年販売されている。
美味しいアップルパイを、かわいい店内で、ぜひご賞味あれ!(もちろん持ち帰りもできます)
海を臨む、不思議な建物
青森駅から徒歩8分、青い海公園に隣接する「青森県観光物産館アスパム」。三角形の不思議な形状が印象的な建物だ。
この建物内には観光情報センターや土産物店(赤い林檎のアップルパイ専門店「スイーツファクトリー・パムパム」もある)、展望台などをそなえているが、この10階にある郷土料理レストランが「みちのく料理 西むら」だ。
青森の味を堪能 みちのく料理 西むら
海辺の観光物産館・アスパムの10階にあるお店。だから窓からはこんな景色を臨むことができる。
なんて素敵!
このお店では青森の郷土料理をいただくことができる。定食のほか単品メニューもアリ。
今回いただいたのは「縄文定食」(青森は三内丸山遺跡があることから、縄文に因んだキーワードを見かけることが多い)。タラのあら汁「じゃっぱ汁」、ホタテの貝焼き味噌、ニシンの切込といった郷土料理をまとめて味わうことができるメニューだ。
じゃっぱ汁にはタラの切り身がごろごろ。「焼き魚定食よりもいっぱい魚食べてるな……」と感じてしまうほどにたっぷり入っている。
写真で見た限りではグラタンのように見えていた、ホタテの貝焼き味噌。実際はホタテをつゆだくの卵とじにしたようなもので、お皿になっている貝殻にへばりつくことなく、するりと掬うことが出来る。お出汁と味噌の味がしっかり効いていて、ごはんをもりもり食べてしまう一品だ。
アスパムの営業時間に準じているため、閉店時間が19時と少々早めであることにはご注意を。しかし郷土の味をぎゅぎゅっといただくことのできるお店、スケジュール管理をしっかりした上でぜひお訪ねいただきたい。
ちなみに、アスパムの目の前から青森ベイブリッジに上がることができるので、食事後は夕暮れの海を眺めながらの散歩もおすすめです。
※冬季はベイブリッジ歩道は通行止めになる
青森駅からバスで30分!青森競輪場
ここまで青森駅徒歩10分以内のスポットをご紹介してきたが、本題となる青森競輪場には、青森駅の西口バス乗り場7番口から無料送迎バスで来場することができる。
所要時間は約30分。途中に新幹線停車駅である新青森駅も経由するので、新幹線で遠方から訪れるファンにも利用しやすい。
青森競輪場はゆるい上り坂をずっと走った先。なおここは三内丸山遺跡にも近く、「縄文バンク」の愛称も付けられている。
駐車場には、冷涼な地域特有の木、白樺が。
バンクと滑り台の間をダッシュ!
青森競輪場のおすすめポイントのひとつが、「ガチ遊び」できちゃう子ども向けの設備。
この大きな滑り台、走り回れる芝生……数々の公園を渡り歩き、目の肥えたお子様にもご満足いただけるんじゃないでしょうか。
アスレチック公園、という雰囲気もある青森競輪場。木々に囲まれた階段を飽きずに何度も駆け上がり、長い滑り台を何度も滑る様子が目に浮かぶ……
そして、遊具とバンクが結構近いところもポイント。
滑り台の階段を上り切ったところからは、こんな感じでバンクが見える。
例えばお子様連れで来場した大人の皆様は、遊具で子どもを遊ばせつつ「ちょっと3分だけレース見てくるね!」と芝生をダッシュして金網にへばりつく、なんてこともできちゃいます。
遊具だけではなく、3×3バスケコートや、
おもしろ自転車も勢揃い。
また青森競輪場にもねぶたの展示があり、2023年8月に6年ぶりにリニューアルされたばかり。地元の方もそれ以外の方も新鮮に楽しめるタイミングだろう。
駐車場もかなり広めなので、マイカー利用の地元の方はもちろんのこと、旅行がてらやってきてレンタカーを借りて家族でワイワイと、なんて使い方も良さそう。
たっぷり遊んでお腹が空いてもご安心を。場内フードコートには軽食から丼まで、各種ご飯ものが揃っている。
かき氷やコーヒーといった「がっつり食べるほどでもないんだけど……」という腹具合にフィットしてくれるメニューも。
たっぷり遊んで汗をかいて、もりもり食べて。青森競輪場はさまざまな楽しみ方が可能な競輪場だ。
共同通信社杯を見に、青森を旅しよう
お子様連れで楽しめる青森競輪場と、様々な楽しみ方ができる青森駅周辺。共同通信社杯をきっかけに、青森を旅する・青森を再発見してみてはいかがだろうか。
青森競輪場『第39回 共同通信社杯(G2)』は2023年9月15日から18日に開催される。