埼玉県所沢市にある西武園競輪場。2023年は夏のG1レース『オールスター競輪』が開催される。
東京と埼玉の県境に位置しており、東京都心からもアクセスしやすく、最寄りの西武園駅から入り口までは徒歩1分！その一方で周囲には豊かな自然が広がるほか、近隣には遊園地や商業施設など、ファミリーで遊べる場所が盛り沢山だ。
この記事ではそんな西武園競輪場と、周辺施設をご紹介。家族連れの方に西武園近隣エリアを楽しんでいただくためのヒントをお届けする。
心はホットに、体はクールに！西武園ゆうえんち
2021年にリニューアルオープンした西武園ゆうえんち。「心あたたまる幸福感」をコンセプトに展開される遊園地で、高度成長期の1960年代をイメージした商店街やパフォーマンス、”懐かしさ”を活かしたアトラクションなどが展開される。
夕日の丘商店街
小さな子どもに人気のアトラクションエリアは手塚治虫作品で彩られる。世代を超えて楽しむことができるエリアだ。
レッツゴー！レオランド
アトムの月面旅行
でも暑いのはキツい……という方もご安心を！思いっきり水遊びできるプールもあります。
水深50cmの浅いプールや、ゆったり過ごせるプールサイドの有料席もあるので、小さなお子様づれでも安心。遊園地には入らず、プールだけ利用の入場券も販売されている。
2023年8月の営業時間はは遊園地は20時または21時まで、プールは17時まで。夏のお出かけのプランのひとつとしていかがだろうか。
夏季の土日祝には大熱狂のショー「大火祭り」のフィナーレとして花火も打ち上げられる。
文化の森で心ゆくまで遊ぶ 角川武蔵野ミュージアム
東所沢駅から徒歩10分の場所にある「ところざわサクラタウン」。西武園競輪場からは少し離れたスポットにはなってしまうが、ショップ&レストランをはじめ公園や神社など、さまざまな施設が集まる魅力的な大型文化複合施設だ。
この中にあるミュージアムが「角川武蔵野ミュージアム」。
2020年にオープンしたこのミュージアムは、図書館、美術館、博物館が融合した新しいコンセプトの文化複合施設。企画展示を行う大型ギャラリーのほか、カフェやミュージアムショップなども併設する。
2023年夏〜秋（7月1日〜11月20日）の大型ギャラリーでは「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」を開催。同ギャラリーでは過去にゴッホ、浮世絵などの企画展示も行っているが、これらも没入型・体感型などの形をとっており、その分野に詳しくないビギナーや、お子様でも楽しめる展示が多く開催されている。
そしてこの施設の最大の名物は、4階にある「本棚劇場」。
2020年のNHK紅白歌合戦でYOASOBIが歌唱した場所としても注目を浴びた。高さ8mの巨大本棚に囲まれた空間は、一見の価値あり！
NHK紅白歌合戦、YOASOBIさんの「夜に駆ける」を当館の本棚劇場からお送りしました！
本棚劇場は高さ8mの巨大本棚に3万冊の本が並び、本棚にはプロジェクションマッピングを行っています。
今回は楽曲とともに、一夜限りのスペシャル映像をお届けしました。#NHK紅白 #YOASOBI #角川武蔵野ミュージアム pic.twitter.com/DEfYC6GlVZ— 角川武蔵野ミュージアム@ツタンカーメンの青春 開催中 (@Kadokawa_Museum) December 31, 2020
ロビー
ブックストリート
さらに1階にある「マンガ・ラノベ図書館」には約3万冊のライトノベルに加え、KADOKAWAから出版されている約7,000冊のマンガや児童書を配架。幅広い年齢層に人気で、家族で楽しめる場所としておすすめだ。
マンガ・ラノベ図書館
室内ばかりじゃつまらない……という方もご安心を。ミュージアム敷地内には源義庭園が、そしてところざわサクラタウンから出たところには武蔵野樹林パークという公園がある。
源義庭園
いずれも緑がありつつも人の手が入った空間で、つい走りたくなるお子様も、走るのがしんどいちょっと疲れた大人の皆さまも、心地よく過ごせるスペースとなっている。
屋内で、そして屋外で、家族みんなで楽しめる場所だ。
角川武蔵野ミュージアム 公式サイト
ところざわサクラタウン 公式サイト
遊園地やミュージアムでたっぷり遊んだら
自然が残る一方で、さまざまなエンターテイメントが揃う西武園近隣エリア。
そのシメとしても訪れていただきたいのが西武園競輪場だ。
西武園競輪場では2022年、2023年と連続で夏のビッグレース『オールスター競輪（G1）』の開催地となっている。
このレースはナイター開催のため、15時過ぎからレースがスタート。午前中は遊園地など別の場所で遊んで……といった過ごし方も可能。実際、2022年オールスター開催時は家族連れの姿が目立った。
お祭りの屋台気分で場内の軽食を食べながら、競輪を観戦することも楽しみ方のひとつ。
競輪場スタッフおすすめのモツ串は2種類。手前が豚の腸「白」、奥が牛の肺「赤」、いずれも1本250円。歯の治療中でも美味しく食べられそうな柔らかさだ。
無料ドリンクのコーナーもあって至れり尽くせり。
本場開催時は常設のお店以外に、特設の屋台が増えたり、イベントが実施されることも。
「サイクルシアターやイベントステージでは、地元選手をはじめとした選手のトークショーやイベントが見られることも。来てみなければ分からない魅力が多くあるため、是非足を運んでいただきたい」というのは西武園競輪場スタッフの談だ。
サイクルシアターはレース映像が上映されるほか、イベントスペースとしても利用される
サイクルシアター客席の後ろは車券の券売所
目の前で繰り広げられる熱戦を「ガチ」で応援するもよし、イベントや出店をお祭り気分で楽しむもよし。それぞれのスタイルで楽しんでいただきたい。
2023年の『オールスター競輪（G1）』は8月15日〜20日、西武園競輪場で開催される。
