北海道唯一の競輪場がある街、函館。2023年は7月の『サマーナイトフェスティバル(G2)』のほか、8月にはインターハイのトラック競技種目も函館競輪場にて開催される。

この記事では函館を「朝から夜まで」楽しむヒントをご紹介。観戦のついでに、またご旅行にお役立ていただければ幸いだ。

朝から元気をチャージ!函館朝市

最初にご紹介するのは「函館朝市」。函館駅から徒歩1分と非常にアクセスしやすい位置にある、約3ヘクタールの敷地を誇る市場だ。海の幸を豊富に取り揃え、飲食店も30店舗以上ある。

市場特有の雰囲気を楽しみつつ、海の幸を堪能して1日をスタートしてはいかがだろうか。

なお早朝からお昼ごろまでの営業の店舗が多いが、中にはディナータイムの営業をしている店もある。公式サイトに情報がまとまっているので、詳しくはそちらにてチェックしていただきたい。

函館朝市公式サイト

運河を見ながらお土産探し 金森赤レンガ倉庫

函館朝市から徒歩15分ほどの場所にある、金森赤レンガ倉庫。明治時代の実業家・渡邉熊四郎が開始した倉庫業に端を発する、ショッピングモール兼総合複合施設だ。

運河を挟んで赤レンガの建物が並ぶ様子は、函館ベイエリアのシンボル的風景。この運河周辺の棟「BAYはこだて」など4つの棟で構成されており、30以上の店舗が軒を連ねる。

特に充実しているのが菓子・土産を取り扱うお店。白い恋人、ロイズのチョコレート、じゃがポックルなど「北海道に来たらこれ!」と思うようなお菓子は一通りここで手に入りそうだ。全体として地域色の強いもの、こだわりの品などを取り扱う店が多い。

あくせくと買い物にいそしむというよりは、ぶらぶらとお土産を探しながらのんびり景色を楽しむ。そんな過ごし方が似合いそうだ。

金森赤レンガ倉庫公式サイト

参考:函館市文化・スポーツ振興財団「初代渡邊熊四郎 – 函館ゆかりの人物伝

これぞ函館!五稜郭

ここまでは函館駅周辺のスポットをご紹介してきたが、次は少し移動して五稜郭へ。函館駅からは市電やバスで20分〜30分程度の距離がある。

言わずと知れた函館を代表する観光スポット、五稜郭。開国を迎える時代の中、西洋の知識も取り入れて作られた城郭で、新選組副長・土方歳三最期の戦いとなる箱館戦争の拠点としても知られる。近年では漫画「ゴールデン・カムイ」にて印象的に描かれていた場所だ。

春は桜の名所として知られ、秋は紅葉に彩られる。そして冬の雪化粧もまた美しい。

五稜郭タワーに登ればこの景色を一望できるほか、タワー内には歴史を紹介するコーナーや、売店やレストランも用意されている。歴史の風を浴びながら、四季折々の景色を楽しんでいただきたい。

なお堀の外側はいつでも自由に歩けるが、堀の内側は夜間は入れないようになっている。うっかり入園時間を過ぎてしまった!とならないよう、ご注意を。

はこぶら 函館市公式観光サイト「五稜郭公園」
五稜郭タワー公式サイト

函館山からの夜景

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