世界チャンピオン梶原悠未インタビュー、ずっと塗り替えられなかった過去「あの悔しさが今の自分を作ってくれた」

「あの頃と全然変わった。それをしっかり見てたよ」

Q:世界一になったわけですが、これまでの嬉しかったレース・悔しかったレースは?

嬉しかったレースは今シーズンのワールドカップ第4戦ジェニファー・バレンテ選手と一騎打ちをし、勝てたレースです。今大会での自信になりました。あの時の自信が今大会でも本当に活きて、背中を押してくれました。

Point Race / Women's Omnium / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, Jennifer VALENTE ジェニファー・バレンテ

ジェニファー・バレンテ(アメリカ)

Point Race / Women's Omnium / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, 梶原悠未

悔しかったレースは、今でも挙げるとしたら・・・ジュニア世界選手権(2014年・カザフスタン)での銀メダルです。

あのレースが悔しくて「エリートでは絶対金メダルを獲りたい」と思ってここまでやってきました。あの時の悔しい思いが、今の自分を作ってくれたと思います。

Q:ちなみに、その時負けた相手は?

ポーランドのダリア・ピクリク選手です。今大会では3位に入りました。

Kajihara Yumi 梶原悠未, Letizia Paternoster レティシア・パテルノステル, Daria Pikulik ダリア・ピクリク

左からレティシア・パテルノステル(イタリア)、梶原悠未、ダリア・ピクリク(ポーランド)

表彰式でも「同じ歳だよね」って話から、ジュニア世界選手権の時一緒に戦ったよねって話になって「今はあなたの方が強いよ、あの頃と身体も全然変わった。それをしっかり見てたよ」って言われました。覚えててくれました。

梶原悠未

悔しい思いはたくさんしているんです。悔しかった思いを、次のレースで嬉しい気持ちへ変えられるように「あの時あの悔しさを味わって良かった」って思える過去に変えられるようにトレーニングをしてきました。

ずっと塗り替えることができていなかった過去がジュニアの世界選手権だったんです。今やっと「あの時、あの思いをしていて良かった」と思えるようになりました。

過去にすごく感謝しています。後悔はないです。

Q:国際大会で、梶原選手が泣かなかったのは今回が初では?

確かにそうかもしれないです。嬉しくても泣いてますもんね(笑)

梶原悠未

2018世界選手権

Women's Omnium Point Race / 2019 Track Cycling World Championships Pruszków, Poland

2019世界選手権

Point Race / Women's Omnium / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, 梶原悠未

2019W杯第4戦

梶原悠未

2020世界選手権

世界で無双したい!

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