負けず嫌いとユルさのバランス感

Jason Niblett

自分はどのような性格の人だと思いますか?

凄く良い性格!(笑)なんてね。話しやすい人、その瞬間を楽しめる人って感じでしょうか。あと負けず嫌い。だからチームの選手が負けるのはとても悔しいんです。

負けず嫌いなところと、ユルいところのバランスは取れていると思います。試合やトレーニングの時は真面目に、そうでない時は楽しくやりたいと思っています。

まぁこの辺りもブノワと似ている所でしょうか。

戦える選手たちになっている

Jason Niblett

アシスタントコーチ就任後、日本チームのコーチとして初の世界選手権へ挑んだのは4月でしたね。選手たちが負けてしまった時はどんな気持ちでしたか?

世界での自分たちの立ち位置はわかっていたつもりですが、とても悔しかったです。ただ、僕たちが就任してから日が浅かったこともあります。

世界選手権が終わり、更にここ数ヶ月で選手たちの実力は上がっています。今は戦える選手たちになっていると思うので、ここから一歩一歩みんなと頑張って行きたいと思います。そのために僕は来たと思っていますからね!

まとめ

日本ナショナルチームはかつてない程、チーム全体から良い雰囲気を感じる。和気あいあいとしながらも、トレーニングやレース中はピリっと張りつめた緊張感のメリハリが美しい。これには選手やスタッフのチームメイクはもちろんだが、ジェイソン氏のムードメイキングも大きく寄与しているのではないか。

2020年までの3年間、ブノワヘッドコーチ、ジェイソンアシスタントコーチは日本ナショナルチームの短距離勢を表彰台の頂きへと押し上げることができるのか?

ゆっくりだが、確実にその効果、手腕の程は現れてきている。

短距離種目で「表彰台」がタイトルに踊る記事を書ける日が近くなってきている・・・・そんなことを実感させてくれる、頼りがいのある男がジェイソン・ニブレットだ。