皆、プロモーションが下手すぎる

選手以外にはコーチ、そして専属の映像制作者と、マッサーを雇っていますね。更にこれから栄養士、科学分析班を作ったりと、チーム内で全てを総合的に行えるような体制を目指しています。

我々はクラブの会員を募るのに、我々の存在をできるだけ近くに感じてもらえるよう、24時間いつでも映像を撮影できる体制を取っています。2018年2月に行われる世界選手権では、会場内の映像制作や周辺のイベント運営なども行えるよう、交渉を頑張っているところです。

我々はトラックサイクリングだけに焦点を当てているわけではありませんが、トラックサイクリングはイギリスを除く全ての国でプロモーションが下手過ぎます。その辺りを、私たちでどうにかしたいとも思っています。

先日欧州選手権が行われましたよね?あの時、観客が数百人しか入らなかったんですよ。信じられますか?あんなにハイレベルで面白いのに!

競輪外国人勢、ドイツ女子、フランス男子が活躍したヨーロッパ・エリート・トラック選手権2017が終幕

とは言え、プロモーションのためにチームを立ち上げたわけではありません。我々の目的は世界中にネットワークを作り、BEAT CYCLING CLUBを通じ、世界中のファンを繋げること。そして種目を問わず、サイクリング自体を、より普及させることです。

日本の競輪選手にもメンバーがいる

日本にもBEATのメンバーがいるらしいですよ。名前はわからないですが、テオ・ボスが競輪の開催中に話しかけられて「僕は君のクラブの会員だよ」と言われたらしいです。ということは競輪選手が会員になってくれているということですよね。とても名誉なことです。この調子で日本に会員が増えると嬉しいですね!

現在のメンバー数は、まだ500~600人です。あなたも加わりますか?(笑)

メンバーにも色々な種類があり、一番ランクが上の会員にはボスやブフリと同じジャージをプレゼントしています。

BEATのメンバーになることで様々なイベントに参加できますし、所属している選手と触れ合う機会もあります。例えばアペルドールンに来てテオ・ボスにスプリントを教えてもらうとかね。

とにかくトラックロード、プロ、アマチュアなど、何にも拘らずサイクリングを普及させることが目的です。

まあ、テオ・ボスはオランダでは超有名人なので、このプロジェクトを広めるのに大きな助けになっています。2018年には、ロードのコンチネンタルチームも作ることが決まっていますしね。アペルドールンをヨーロッパのトラック競技における聖地にしたいとも思っています。

1つのスポンサーに依存せず、自由なチームを作る