きっかけは居酒屋での出会い

Q:お寺に入らず競輪選手になったきっかけは?

呑み歩いていた時にパチンコもやっていたのですが、あるパチプロの方のブログに「元競輪選手が経営する面白い居酒屋がある」といった紹介がありました。元々いろいろなお店に行くのが好きだったので、面白そうだなと思って行ってみて、そしてそのオーナーと話していたら誘われて、といった流れです。

1回目に行った時に競輪選手になる話が出て、僕は「考えます」と返事をしました。それで気になっていたので、再度話を聞きに行って、それから行っては考えてという形を3~4回繰り返したと思います。次第に「やってみようかな」という気持ちになって、最初にその居酒屋に行った時から2~3ヶ月で決心しました。

それが大学卒業後のタイミングでしたね。3月か4月に居酒屋に行って、6月に競輪選手になると決めて、10月の試験で受かって、次の年の5月から競輪学校(現:競輪選手養成所)に入学しました。

男子スプリント / 2019ジャパントラックカップⅠ

Q:6~10月の間は自分だけでトレーニングを?

いや、平塚の競輪場、そして平塚の選手たちにお世話になりました。そこでメチャクチャ鍛えられました。

Q:競輪選手になって1年間以上が経ちましたが、慣れましたか?

日本の競輪は常に緊張しちゃいます。競技はあまり緊張しないのですが・・・日本の競輪はラインや作戦があって走るので、自分一人だけではないですし、ブロックにあったりもするので緊張感が高くなると思っています。

1st Round / Men's Keirin / GRAND PRIX OF MOSCOW 2019

Q:競技では緊張しないということは、楽しめていますか?

楽しいです。やっぱりレベルの高い人たちと戦うことが出来るのが楽しいですね。日本の競輪でも、もっと上に上がってレベルの高い中でのレースをするのが楽しみです。

住職、アスリート、ドラマー、住職