【後編】全てを自転車へ捧げた青春時代、背中を押してくれた両親 近谷涼インタビュー

Men's Elite Team Pursuit / Asian Championships Track 2019 Jakarta

近谷涼

チームブリヂストンサイクリングに所属し、トラック競技中距離種目のナショナルメンバー。2017-2018 UCIトラックワールドカップ第4戦 チームパシュートで2位、2018年アジア選手権ではチームパシュート(アジア新記録)と個人パシュート(日本新記録)において優勝し2冠を達成。ロードレースの日本代表強化指定選手にも選ばれ、日本代表としてレースに出場することを目指しており、さらに会社員でもある。

【前編】「どんなにダメでも、立ち止まることはできない」会社員アスリート近谷涼インタビュー

後編の記事では、オリンピックに向けた思い、そして彼の現在に至るまでのストーリーをたずねた。

全てやりきって、納得してから自転車を降りたい

2019 Track Cycling World Championships Pruszków, Poland

Q:東京オリンピックに向けて頑張っているところですが、オリンピックの後については?

それはチーム内でも話題に挙がりますね。

チームには大学4年生が何人も所属してるんですよね。彼らはオリンピックの直前に大学を卒業するから、「フリーとして競技だけやるのか?」「就職するか?」はたまた「競輪選手になるのか?」など、みんなが選択を迫られています。

僕はやりたい事がまだ沢山あって、全てやりきって納得してから自転車を降りたいと思っています。降りた後に「もう一回やりたかった」となるのが一番嫌で。引退して社会人になって、それから戻ってくる選手も結構多いですけど、自分は未練が残っているような・・・・・そういうのは無くしたいなって。

目指したい所や理想は沢山あって、そのためにできることも沢山あって。ちゃんとやり尽くしてから競技を辞めたいとは思っています。来年(オリンピックの後)にそういう気持ちになれるかというと、まだそうならない気がします。

Q:その「達成したいレベル」は明確なもの?それともまだ不透明ですか?

明確な部分もあります。トラック競技ならチームパシュートで3分50秒台前半を出すこと。世界選手権で個人パシュートで入賞すること。ロード競技ならばUCIレースでステージ優勝や総合上位になるなど、そういう理想はあります。

バンクリーグ2019

バンクリーグ2019」開催記者発表

「まずは自分が強くなろう」って

TAGS