チームの頼れる存在
トラック競技で培ったパワーと独走力を武器に、タイムトライアルやクラシックレースを好むハンセン。
2014年、ドバイ・ツアー第1ステージのタイムトライアルでは、元タイムトライアル世界チャンピオンとして名高いファビアン・カンチェラーラやトニー・マルティンを破り、堂々の3位入賞。チームパシュートではデンマーク代表の最年長としてチームを牽引している。
トラック・ロードの両立
ハンセンには2011年からコンチネンタルチームに所属し、プロロードレーサーとして活動する傍ら、オリンピックトラック競技でメダルを獲得する目標があった。
2012年のロンドン・オリンピックでは初出場ながらもオムニアムで金メダルを獲得。続くリオ・オリンピックではチームパシュート&オムニアムにて銅メダルを獲得。ロードレースでステップアップを図りながらも、4年に1度のオリンピックで着々と結果を残している。
シーズン前半にはロードレースに出場し、シーズン後半はトラックに向けたトレーニングを行うなど種目の両立を図っているのが特徴だ。