永遠に続くレース
アジア選手権はの大会日程は、例年5日間。ただ、この5日間はスタッフを殺しに来ている様にしか思えないスケジュールなのだ。
朝は8時からレースが始まり、夜は23時まで・・・・・
ジュニア、エリート、パラと3カテゴリを日程ギチギチに詰め込んでいるため、とにかく
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとレースが行われている
タイムテーブル上、休憩時間も設けられてはいるが、時間が押すとその休憩時間で吸収をするため、下手すると休憩なし。食事どころかトイレ休憩すらままならない。
これが5日間。
23時にレースが終わってから、その日に取材した記事を大量に作り終えたら少し仮眠して、また朝早くから・・・・・・
労働基準法って知ってますか?インドネシアだと該当しないのか・・・・・・?
レース結果が全然反映されない公式サイト、紙のリザルトも出てこない、繋がらない会場のWIFI、TV中継用のカメラ台は今にも壊れそうで揺れながら撮影している現地の方は本当にスゴい。
メディアだけではなく、出場チームも同様に翻弄されていた。
スタートリストが間違っていて名前が無いのは序の口。場内のビジョンには同じ選手の名前が2つ表示され、1レースに2人同じ人が出ていたり、審判が周回数カウントを間違えたり・・・・・・とにかく混乱が続くのだ。
W杯では味わえない刺激が、アジア選手権にはある。
長年トラック競技の取材を行っている人に言わせると「競技場に屋根があるだけマシ。スコールで每日中断する、バンク内を巨大トカゲが歩いている、気温50度の日差しの下、日陰も無い場所で5日間・・・」など、屋内ベロドロームで開催されているだけ贅沢なのかも知れない。
世界は広いなぁと感じたジャカルタ滞在期間でした。
おしまい