畠山紗英がリベンジ 2年ぶりの日本一を獲得
歴代の優勝者が顔を揃えた女子エリートのレース。エントリーは4人と少人数となったが、その顔ぶれは猛者ばかりとなった。エントリーには畠山紗英(パリ五輪代表/2023優勝)、 籔田寿衣(Motocross International/iRC TIRE/2024優勝)、 丹野夏波(iRC TIRE/2022優勝)、そして瀬古遥加(iRC TIRE/2024大会3位)。レースは3本ともにスタートダッシュで畠山が前に出ると、その後は後続を突き放す展開となる。
3本すべてで1着になった畠山が文句無しの優勝を果たし、2023年の優勝以来2年ぶりとなる2回目の頂点を得た。2位は籔田寿衣(Motocross International/iRC TIRE)、3位に丹野夏波(iRC TIRE)。

女子はエリート/U23/ジュニアと同時スタートのため、人数は7となった。画面左端が畠山

85番が畠山
優勝:畠山紗英「速くなるためにもっと突き詰めていく」
Q:今の気持ちは?
どのレースも勝ったらすごい嬉しいですけれど、やっぱり全日本は特別な大会なので、さらに嬉しさが多いです。
Q:普段とは違う緊張感があったと思います。レースは思い通りにいきましたか?
思った通りではなかったですけど、3本とも勝てたのでそれは良かったなと思います。
Q:後続は気になりましたか?
後ろはあまり気にせず、自分が速く走れば後ろを離せると思っていました。ベストを尽くしてミスが無い形を意識して走りました。
Q:今大会の意味合いは?
日本でいろんな大会を回らせていただき、全日本のジャージを取り返すこともできたので、それは自信になります。この後はアジア選手権(11月1、2日)もあるので、しっかりやっていきたいなと思います。
Q:どのような自分の姿を見てもらいたいですか?
走っていてカッコ良いと思われるのが自分としては一番嬉しいので、スタートをもっと強化して、ゴールまでどうやって速く走れるのかを突き詰めていきたいと思います。
その他のカテゴリー結果
男子U23
優勝:岡倖吉(Nologo Racing Japan)
2位:中林凌大(SYN DYT Japan)
3位:坂本優和(Nologo Racing Japan)
女子U23
優勝:西村寧々花(大阪体育大学 / GANTRIGGER)
2位:野村凪沙(Ace Rece Australia Factory Team)
男子ジュニア
優勝:津田瑛真(DEUX ROUES ELITE TEAM)
2位:近藤心(DEUX ROUES ELITE TEAM)
3位:加藤一平(モトクロスインターナショナル / DEUX ROUES ELITE TEAM)
女子ジュニア
優勝:西村優々花(STAYSTRONG JAPAN / DEUX ROUES ELITE TEAM)
その他チャレンジカテゴリーでも各カテゴリーで優勝者が決まった。
次のBMXレーシングの大きな大会は名古屋競輪場で行われるアジア選手権大会(11月1日&2日に開催)。今大会で活躍した選手たちがアジアの頂点に挑む。