10月2日から5日にかけて、日本自転車競技連盟(JCF)が主催する『第9回全日本BMXフリースタイル選手権』が開催。
BMXフリースタイル・パークおよびフラットランドの全カテゴリー決勝が実施された。
パークは第9回、フラットランドは第7回を迎えた今大会。舞台は、岡山城内の特設会場「烏城公園 岡山城 下の段」。歴史的な石垣を背景にしたステージに多くの観客が詰めかけ、選手たちに大きな声援が送られた。
この記事では、エリート種目の結果をお伝えする。
フリースタイル・パーク
男子エリート
絶対王者である中村輪夢に、次世代の若手選手たちが挑む展開。
決勝1本目から圧倒的な完成度で93.80ポイントを叩き出した中村がそのまま大会を制覇。7連覇・通算8度目の全日本タイトルを手にした。
2位には若手筆頭の小澤楓、3位には岡山を拠点に置く上村竜生。
選手名 | ポイント | ||
1位 | 中村輪夢 | ウイングアーク1st | 93.80 |
2位 | ⼩澤楓 | 岐阜第一高校 | 84.60 |
3位 | 上村竜生 | 岡山理科大学附属高校 | 75.40 |
女子エリート
昨年の全日本選手権チャンピオンであり、ワールドカップでも複数の表彰台に立つ小澤美晴が圧巻のライディングを披露。25点以上の差をつける内容で、エリートカテゴリー2連覇を達成した。
選手名 | ポイント | ||
1位 | ⼩澤美晴 | N高校 | 87.20 |
2位 | 吉⽥実央 | N高校 | 62.80 |
3位 | ⼭本結花 | 龍谷富山高校 | 55.00 |
フラットランド
男子エリート
国内外で活躍するトップライダーが集結。
2連覇中の片桐悠と、2023年世界チャンピオンの莊司ゆうによるハイレベルな頂上決戦は、わずか1.5ポイント差で片桐が勝利し、全日本選手権 3連覇を達成した。
選手名 | ポイント | ||
1位 | 片桐悠 | GLOW | 89.00 |
2位 | 荘司ゆう | 87.50 | |
3位 | 磯⾕匠 | 86.75 |
女子エリート
国内外のタイトルホルダーが集う豪華な顔ぶれのなか、⼾髙千翠がアジア選手権に続き高難度のトリックを次々と成功。
僅差の勝負を制して、82.25ポイントで自身初の全日本チャンピオンに輝いた。
選手名 | ポイント | ||
1位 | ⼾髙千翠 | lovejamcrew | 82.25 |
2位 | 吉村想花 | セントヨゼフ女子学園高校 | 81.00 |
3位 | 宮嶋歩菜 | 日体大桜華高校 | 77.00 |
そのほかのカテゴリの結果は、公式サイトをご覧いただきたい。