レースレポート
レースは30km、120周回で行われ、10周ごとにポイント獲得周回が設定されている。
チームブリヂストンサイクリングからは2チームが出場。チームブリヂストンサイクリング1として通常のジャージを着用する橋本英也&兒島直樹のペア。チームブリヂストンサイクリング2は黄色のジャージを着用する今村駿介&山本哲央がペアを組んだ。
まず最初に仕掛けたのが日本大学(髙橋舜・佐藤健)。
最初のポイント周回である10周目はこのチームが1着で5ポイントを獲得。2着にチームブリヂストンサイクリング2(今村駿介・山本哲央)、3着にチームブリヂストンサイクリング1(橋本英也・兒島直樹)が入る。
3回目のポイント周回を前にし、前へ出たのはチーム吉井塾(中村龍吉・小林右京)。しかしそれを抑え、シマノレーシング(風間翔眞・中井唯晶)が1着で5ポイントを獲得。
4回目のポイント周回では日本大学が先頭、5ポイントを獲得。2着にチームブリヂストンサイクリング2が入る。
ここまでの暫定ポイントトップはチームブリヂストンサイクリング2が12ポイントで単独トップ。次いで日本大学が11ポイント。チームブリヂストンサイクリング1も1着回数は少ないものの、コンスタントにポイントを積み重ねてきている。
5回目のポイント周回のあと、チームブリヂストンサイクリングの1、2が集団から抜け出していく。他チームに半周ほどの差をつけたブリヂストンサイクリングの2チームは、そのまま6回目のポイント周回に入り、チームブリヂストンサイクリング1、2の順で着順がついた。
前半戦が終了した地点でのポイント順位(上位3位まで)は以下の通り:
チームブリヂストンサイクリング2:20ポイント
チームブリヂストンサイクリング1:17ポイント
日本大学:14ポイント
そしてブリヂストンの2チーム。チームブリヂストンサイクリング2、続いてチームブリヂストンサイクリング1が後続集団に追いつき、更に20ポイントを獲得する。
8回目のポイント獲得はチームブリヂストンサイクリング2が1着で獲得し、2着は京都産業大学(矢萩悠也・中村栄杜)。日本大学は交代に失敗したこともあり、4着。
チームブリヂストンサイクリング2がポイントリーダー。それにチームブリヂストンサイクリング1が続き、優勝争いはこの2チームに絞られた。一方3位争いとしては(9回目のポイント獲得終了時点で)日本大学が18、シマノレーシング(風間翔眞・中井唯晶)が12ポイント。
11回目のポイント獲得を前に、シマノレーシングが逃げの体制に入る。この動きを日本大学が追いかけ、11回目のポイント周回へ突入。しかしこの周回1着を取ったのは外から伸びたチームブリヂストンサイクリング2。シマノは2着、3着に日本大学が入る。
最後のポイント周回を残し、この地点でのポイント順位は以下の通り:
チームブリヂストンサイクリング2:60ポイント
チームブリヂストンサイクリング1:51ポイント
日本大学:22ポイント
シマノレーシング:16ポイント
フィニッシュ時のポイント獲得は倍点(1着10ポイント、2着6ポイント、3着4ポイント、4着2ポイント)となる。
残り2周、ここまで暫定トップを走るチームブリヂストンサイクリング2(今村駿介)が落車し、重要な局面で交代ができなくなってしまうアクシデントが発生。
最終周回に入り、チームブリヂストンサイクリング1の逆転も可能かと思われたが、最後に1着でフィニッシュしたのは日本大学。チームブリヂストンサイクリング1は2着で6ポイント獲得。
チームブリヂストンサイクリング2は最終周回でのポイント獲得は出来なかったものの最終成績は1位。チームブリヂストンサイクリング1が2位、日本大学が3位となった。
最終結果
1位 | チームブリヂストンサイクリング2 (今村駿介・山本哲央) |
60ポイント |
2位 | チームブリヂストンサイクリング1 (橋本英也・兒島直樹) |
57ポイント |
3位 | 日本大学 (髙橋舜・佐藤健) |
32ポイント |